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ナンバーズスーツprayその5IF

 【28//2017】

引き続き悪堕ちIF編になります。
執筆してて思ったのですが絶頂する際のセリフがマンネリになってきている気がしてなりませんw
シーンの都合上ワンパターンになってしまうですがどうしたものか・・・(^^;)




「・・・本当にこれ着るの?」
ティアナ・ランスターは顔を赤らめながら言った。
彼女の手には青と紫のラバースーツ・・・。
事の次第は数時間前まで遡る。



「それじゃあカンパーイっ!」
「「「カンパーイっ」」」
グラスがぶつかり合い小気味よい音が鳴る。
ナカジマ家リビング、そのテーブルの上には料理とお菓子、ドリンクが並べられささやかながらパーティ会場の様相を呈していた。
J.S事件終結後、執務官補として本局に異動となったティアナは久方ぶりに休暇でミッドチルダに帰ってきた。
それを聞いた親友で、同じく休暇で帰省していたスバル・ナカジマの提案により、彼女の姉妹達・・・ナンバーズ更生組と親睦を深めることとなり、ナカジマ家にお邪魔することとなった。
あいにく仕事等が重なり、参加できたのはスバルとティアナを除けば三女のディエチと末っ子のウェンディの二人だけではあったが、スバルの強い要望の結果、親睦会は予定通り開催された。
これまでもメールや通信で幾度となく言葉を交わしてきた仲ではあるが、こうして面と向かって話すのは更生施設を出るとき以来であり、たった4人ではあるがとても賑やかな会となった。
「ふっふっふ・・・パーティといえばこれは定番でしょ・・・ジャーン!王様ゲーム!」
そう言ってスバルが取り出したのはアイスの棒。
恐らく手に握られた側の先端に印が書かれているのだろう。
会話が弾み盛り上がっていた一同に断る者は無く、ゲームは開始された。
「じゃあ行くよ~王様だーれだ!?」
一同は一斉にくじを引く。
それからしばらく彼女たちはゲームに興じた。
最初は他愛ない罰ゲームで盛り上がったが、次第にその内容は過激なものへと変わっていく。
「あっ、今度は私が王様だねっ」
そしてスバルが当たりくじを引き王となってその命令は発せられた。
「じゃあね、1番と3番の人がね・・・ナンバーズのスーツを着るっ!」
「・・・えっ?」
「「ええ~っ」」
ディエチとウェンディが嫌そうな顔をする中、ティアナは一人頭に疑問符を浮かべる。
「え~、二人とも何で嫌そうな顔するの?」
「いや、なんと言うか・・・」
「今思うとあのスーツ・・・すっごいエロいじゃないッスか」
目の前の姉妹たちが姦しく言葉を交わす中、ティアナは漸く再起動を果たした。
「ねぇ、ナンバーズのスーツってJ.S事件の時のアレよね?ここにあるの?」
「あぁ、ティアは知らないんだっけ?返却された押収品の中に入ってたんだよ」
「スーツは武器じゃないから大丈夫なんだって」
「いやいや、あのエロさはある意味強烈な武器っスよ!」
「いや、確かにあの格好はスゴイけど・・・」
ひとしきりスーツのことで盛り上がった一同はゲームの結果を確認していなかったことに気づいた。
「そういえば1番と3番って誰?」
「あぁ、そう言えば王様ゲームの最中だったわね。えーと私は・・・」
そしてティアナはくじに使っているアイスの棒、その先端に罹れている数字を見た。
「・・・あ」
そこには黒マジックで3と書かれていた。
「あ、片方はティアナだね」
ティアナの肩越しに確認したディエチが言う。
その手に持つくじに書かれた数字は『2』。
「・・・ということは」
恐る恐るティアナはウェンディの方に振り向く。
「・・・あ、当たっちゃったッス」
顔を赤らめながらそう言う彼女の手には『1』と書かれたくじが握られていた。



そして今に至る。
「うぅ、何で私が・・・」
「しょうがないッスよ、ゲームで負けたんスから」
場所は変わってウェンディの部屋。
多少の抵抗はしたものの、結局ゲームに従いティアナとウェンディはナンバーズスーツを着ることになった。
「はいティアナ、アタシのスーツの予備ッス」
そう言ってウェンディはクローゼットから取り出したスーツ一式をティアナに手渡す。
受け取ったティアナの手にスーツの感触が伝わってくる。
「あ・・・」
ラバーでありながらまるでナイロンのようなしっとりとした感触に思わず嘆息するティアナ。
そこで彼女は自分が今からこのスーツを着るのを思い出す。
(ただ持ってるだけなのに・・・掌にキモチいい感触がジンジン伝わってくる。じゃあこれに全身を包まれたら・・・)
それを想像した瞬間、ティアナは無意識のうちに喉をゴクリと鳴らした。
心臓が高鳴り、興奮と期待が湧き上がってくる。
(でも、やっぱり恥ずかしい・・・)
ナンバーズスーツは身体のラインがクッキリと浮かび上がる。
これからそんな恰好になると思った瞬間ティアナの顔は羞恥心で真っ赤になった。
(そういえば、ウェンディはどうなのかしら?)
J.S事件の際、ウェンディをはじめとしたナンバーズ達、その内ナンバーⅠ、ウーノを除いたナンバーズは多少装備に差異はあれど皆このスーツに身を包んでいた。
その様子に羞恥心は感じられず、むしろそれが当然とばかりに堂々と行動していた。
(恥ずかしく、無かったのかしら?)
気になったティアナはすぐ隣にいるウェンディに尋ねてみた。
「ねぇウェンディ、以前はこの格好でいたでしょ?着てる時ってどんな感じなの?」
「え?う~ん、あの時は特に何も感じなかったッスねぇ・・・」
その言い方にティアナは疑問を感じた。
「その、今は違うの?」
「そりゃやっぱり恥ずかしいッス。あ、でも・・・」
予想道理にの答えが返ってきたかと思った矢先、ウェンディが放った次の言葉は正に予想外のものだった
「ティアナが一緒に着てくれるなら、いいかも・・・しれないッス」
ウェンディの発言にティアナは顔が熱くなるのを感じた。
「なっ、何言ってるのよ!?そ、そりゃ私もウェンディとなら・・・」
最後の部分は小声な為聞こえなかったのかウェンディは続けて言う。
「えへへ、だって二人でなら恥ずかしさも半分になるじゃないッスか」
その発言に今度は先ほどの熱が一気に覚めるのをティアナは感じた。
「・・・ああ、そう言う事」
「あれ?ティアナ、何か怒ってないッスか?」
「怒ってない。さっさと着替えて終わらせるわよ」
見るからに不機嫌なティアナはそう言い放ってきている服を脱ぎ始めた。



それからティアナは無言でスーツに着替える。
「ティ、ティアナ・・・?」
ウェンディが声をかけるがティアナは答えない。
黙々と、淡々とティアナは身体をラバーに包んでいく。
フェイスガードも取り付けあご下まで完全にラバーに包まれるティアナ。
プロテクターを取り付け、最後にインターフェイスを頭に取り付け、着替えは終了した。
「んっ・・・」
インターフェイスを取り付けた瞬間、微弱な電流がティアナの身体を駆け抜ける。
「あ、大丈夫ッスよ。インターフェイスが身体に異常がないかスキャンするときに静電気が走るんスよ」
驚くティアナを安心させるようにウェンディが説明する。
「そうなの、それにしても・・・」
ティアナは改めて自分の身体を見下ろす。
つま先から顎下まで、全身を完全にラバーに包み込まれたティアナ。
女性らしい柔らかい曲線を描く身体と無機質なラバーの光沢が合わさり、それはさながら美術品のような美しさが感じられる。
「ティアナ、綺麗っス・・・」
その声に振り向くと同じく着替えを終えたウェンディがウットリとした眼差しでこちらを見ている。
大きめの柔らかそうな胸、引き締まり縊れた腰回り、プリっとした張りのあるお尻、それらすべてをラバーに閉じ込めたウェンディ・・・。
彼女のスーツ姿はJ.S事件の際に何度も目にしたはずだ。
なのに今の彼女のはあの時の何倍も魅力的に感じる。
上せた様な表情も相まって普段の元気の有り余ったような雰囲気とはまた違う妖艶な雰囲気にティアナは思わずドキリとしてしまう。
「あ、ありがとう・・・。あなたも、ステキよウェンディ・・・」
二人は無言になり、顔を赤らめながら見つめ合う。
見つめ合ううちに二人の顔が近づき、そして・・・。
「ティア?ウェンディ?どう、着替え終わった?」
ノックと共にスバルの声が聞こえ、我に返った。
「っ!?え、ええ。終わったわよ、今行くわっ」
奇跡的に狼狽を隠すことができたティアナがスバルに返す。
「分かった、じゃあ待ってるよ~」
「ええ。さ、行きましょうウェンディ」
「う、うん・・・」
そう答えるウェンディの物寂しげな表情をティアナは見なかったことにした。



「スゴイ、似合ってるティアっ」
「うん、とっても綺麗・・・」
リビングに戻ったティアナに投げかけられたのはスバル達の惜しみない賛辞だった。
「ありがとう。でも、やっぱり恥ずかしいわね、この恰好・・・」
肌の露出が皆無だというのに、裸でいるような。否、それ以上の羞恥心をティアナは感じた。
「そんな事無いのに・・・とりあえずゲームの続き、始めようか」
そう言ってくじを手荷物スバル。
「ちょ、ちょっと待って!もしかしてこのまま続きをやるの!?」
慌てるティアナにスバルはニヤリと笑って見せる。
「もちろん。そうじゃなきゃ罰ゲームにならないでしょ?」
結局スバルの押しに負けたティアナとウェンディはスーツ姿のまま席に着き、ゲームは再開された。
「せーの、王様だーれだ!?」
一斉にひかれたくじ、その先端に印があるのは・・・。
「あ、私だ」
当たりくじを引いたのがディエチだと知ったティアナは安堵のため息をつく。
(よかった。相手がディエチなら少なくともスバルよりはましな命令が来るはずね・・・)
「じゃあ命令するね。そうだな・・・」
しかし彼女の予想は大きく裏切られることになった。
「二番と三番の人で記念撮影しよう」



「くっ、どうしてこんなことに・・・」
「ホラホラ、そんな顔しないで。笑顔笑顔っ」
再び王様に指名されたティアナは怒りと羞恥心で顔を真っ赤にしながら同じく指名されてしまったウェンディと体を密着させる。
女の子同士が恋人の様に手を握り合い、身体を触れ合わせるその姿は言い表せない美しさと妖しさを秘めていた。
ラバースーツで強調されて二人の胸が押し合い、ゴム毬の様につぶれ合い、身じろぎするたびに身体を包むラバーが擦れ、ギチギチと滑擦音を立てる。
「お、おぉ・・・」
そんな二人の痴態を指名したディエチは感嘆の声を上げながらカメラに収める。
カメラのフラッシュが焚かれるたびに、ラバーの被膜に反射し、艶めかしい光沢に全員の目がくらむ。
「でもディエチ?何で写真撮影なんスか?」
ティアナと体を密着させたウェンディは相方と同様に赤面しながらディエチに質問する。
「えっとね、この間街を歩いていたらこのカメラを見つけてね、つい衝動買いしちゃった・・・」
そう言って彼女は手に持った年代物の一眼レフを見せる。
ミッドチルダではすでにアンティークとも言っていいフィルム式のカメラはなるほどとても趣のある品で、カメラを持つディエチの姿は意外と様になっている。
「それでせっかくだから記念に何か撮ろうと思ったんだけど。なんだかだんだん楽しくなってきて・・・」
最初は普通に二人で並び立っていたのだが、熱の入ったディエチの要望はエスカレートしていきだんだん過激なポーズを要求していき今に至るのだ。
「ねぇ、もういいでしょ?さすがにこれ以上は・・・」
さすがにディエチもこれ以上は不味いと気づいたのか、観念したようにカメラを下した。
「そ、そうだね。ごめん、私も熱くなりすぎたよ」
その後、ゲームを続けようとするスバルをティアナが折檻し、結局そのままパーティはお開きになった。
片づけは明日やるということで各々は自室に戻り、ティアナも来客用の寝室に入り、ようやくスーツ解放された。



その日の夜・・・。
先の親睦会の疲れもあり、ティアナは早めに床に就いた。
瞼を閉じ、すぐに眠りについた彼女であったが、しばらくしてベッドから跳ね起きた。
「ハァ、ハァ・・・くぅ」
荒い息を整えながら両肩を抱くティアナ。
(身体が、熱い・・・それに、これは・・・)
胸が、股間が、子宮の奥が・・・体中が切なく、もどかしい。
彼女が感じている感覚、それは間違いなく疼きだった。
次第に強くなっていく疼き、それにつられるように呼吸と胸の鼓動も荒く、激しくなっていく。
「ハァハァ・・・あっ」
そうして悶えていたティアナは、それを見つけた。
テーブルの上に置かれたナンバーズスーツ。
夜の闇の中でもわずかな光に照らされ艶めかしく光沢を放っている。
『ドクン・・・』
スーツを見た途端、疼きが、鼓動が一段と激しくなる。
「はぅ・・・」
理性が軽傷を鳴らすがスーツから目が離せない。
身体が、心がスーツを求めてやまないのだ。
「ハァ、ハァ・・・あ、あぁ・・・」
ベッドから下り、スーツに向かって歩き始めるティアナ。
一歩、また一歩、スーツに近づくたびに彼女の着ている服が脱ぎ捨てられていき、スーツの前まで来た時最後の下着が床に落ち、ティアナは生まれたままの姿になっていた。
「・・・・・・」
熱に浮かされた様子のティアナは熱い眼差しをスーツに注ぐ。
暫くスーツを見つめていたティアナはやがてゆっくりと手を伸ばしスーツを手に取った。
広げられたスーツは人の形をした抜け殻の様にダラリと重力に従い垂れ下がる。
(あぁ、綺麗。それに、キモチいい・・・)
ラバーの光沢、そして指先から感じるしっとりとした快感・・・。
先ほどまで自分がこれを着ていたのだと思うとティアナはゾクゾクとした快感と共に、ある欲求を抱き始めた。
(・・・着たい)
もう一度このスーツを着たい。
あの時はウェンディへの怒りや羞恥心で気にはならなかったが、スーツに包まれる感触が、締め付けが、こすれ合った時に感じる快感が、ティアナの脳裏に甦ってくる。
普段の彼女だったなら自制心でこの欲求を抑えることもできたであろう。
しかし全身が疼き、心が快感を欲してやまない今のティアナにこれを止めることは出来ず、気が付けばティアナはスーツの開口部を開きその中に足を入れ始めていた。
ギュム、パチン・・・。
青と紫のラバースーツがティアナの身体を飲み込み、上へと昇っていく。
「ハァ、ハァ・・・」
つま先、かかと、足首、ふくらはぎ。
「んっ・・・」
膝、太もも、お尻、股間。
「んっ、あっ・・・!」
腰、お腹、鳩尾。
「アッ、はぁん・・・」
右腕、左腕、背中、胸。
「くっ、ひぅっ・・・!」
先刻スーツを着るときに感じていた緊張や羞恥心は無く、スーツに夢中になったティアナの心は興奮と快感に支配されていた。
そうしている間に両肩、そして首回りがラバーに包まれ、インナースーツで首とあご下を完全に覆い、ついにティアナの身体は完全にラバーに包まれた。
「ハァ、ハァ・・・くぅ、次は・・・」
前進から感じる快感に悶えながらティアナはプロテクターを装着する。
肩と腰、背中と首回りにプロテクターを装着し、ブーツを履き、グローブを嵌める。
最後に残っていたインターフェイスをティアナは頭に取り付けた。
「あぁっ・・・!」
取り付けた直後、前回同様ティアナの身体を電流が駆け抜けるが、今受けた衝撃は前回の比ではなかった。
身体の中で暴れまわる電流に耐えられず、ティアナはフラフラとベッドに倒れこむ。
「ハァ、ハァ、ハァ・・・」
暫くして落ち着いたティアナが起き上がろうと身体を動かすと・・・。
「ふぅっ・・・!?」
身じろぎして身体がこすれ合った途端、そこから快感が脳に流れ込んできた。
「ハァ、ハァァ・・・なに、これぇ・・・?」
困惑しながらティアナは自分の身体を見下ろし・・・。
「あ・・・」
声を零した。
ラバーに締め付けられることで逆に存在を主張する二つの乳房の先端では固くなった乳首がスーツの上からでも分かるくらいくっきり浮かび上がっている。
それとは反対にに、スーツで締め付けられた腰回りはキュッと引き締まり、強く抱きしめたら折れてしまいそうだ。
臀部も引き締められることで普段以上の張りが生まれ、ラバーの光沢と相まって形の良いお尻は普段以上に魅力的に感じられる。
出るところは出て、引っ込むところは引っ込む・・・まさに女性の理想像となた自分の身体にティアナは思わず見惚れてしまった。
「キレイ・・・、これが、私・・・?」
そう感想を漏らしながらティアナは砲弾の様に突き出た乳房に触れる。
まるで乳房そのものがゴムになったかのような弾力と重みティアナの手に伝わる。
同時に、触れた直後に先ほど感じた電流のような快感が乳房から全身に伝わっていく。
「はぅっ・・・なに?いまの・・・?」
未知の快感に襲われたティアナの中で不安と欲求がせめぎ合う。
接戦の末に欲求が不安に打ち勝ち、ティアナはもう一度乳房に触れた。
「んっ、あぁっ・・・」
最初は指でつつくように、それから恐る恐る掌全体で触れ、そのままゆっくりと乳房を撫でまわす。
「ハァ、ハァ・・・んぅ、いい・・・」
乳房から伝わる快感に、ティアナの顔は見る見るうちに蕩けていく。
特に乳首は敏感で、手が触れる度にティアナの身体はビクリと跳ねる。
「ンッ、ふぁっ・・・!乳首、キモチいぃ・・・」
乳房を撫で、揉みしだき、乳首を突き、擦り、抓る。
触れ方を変える度に別の刺激が、快感がティアナを包み、遅い、貫く。
いつしかティアナの手は胸だけでなくラバーに包まれた全身を撫でまわしていた。
「ハァ、ハァ・・・んっ、あっ・・・アンっ!」
腕からは腕の、お腹からはお腹の、太ももからは太ももの、次々に生まれる新たな快感にティアナの口からは喘ぎ声が止まらなくなっていた。
一心不乱に身体を愛撫するティアナ。
そこで彼女は気が付いた。
一か所だけ触れていない箇所が、無意識のうちに避けていた箇所があることに・・・。
「・・・・・・」
彼女の両足、その付け根の間にある女性の証。
ピッチリと張り付いたスーツはそこにある割れ目すら、ラバーの上から浮かび上がらせている。
(身体を触っただけでこの刺激。もし・・・)
もし敏感なアソコに触れたらどうなってしまうのだろう・・・?。
ティアナは思わずゴクリと喉を鳴らした。
不安、そして期待と興奮がいっぺんに押し寄せ、ティアナの中でせめぎ合う。
僅かな、しかしティアナからすれば永遠に思える逡巡・・・。
だが一度この快楽を知った彼女に、快感への欲求を止めることはできなかった。
「一度だけ。一度、だけ・・・」
自分に言い訳するように繰り返しながらティアナは自身の秘所に手を伸ばす。
ラバーグローブに包まれたティアナの指先が割れ目を押し広げ、己が胎内に侵入する。
「んっ、あぁぁっっ・・・!!」
その瞬間猛烈な刺激がティアナを襲う。
それはこれまで感じていた快感が、児戯に思えるほどに甘美で、そして刺激的なものだった。
「ハァ、あぁ・・・アハッ、キモチいぃ・・・」
その快感にたちまちティアナは虜になり、蕩けた顔で更なる悦びを欲し始める。
秘部に侵入した指を蠢かし、膣の中をかき回す。
反対の手は胸を、お尻を、全身をくまなく愛撫して絶え間なく快楽を生み出し続ける。
「ハァッ、ハァッ・・・もっと、もっとぉ」
ティアナのその願いが通じたのか、彼女の頭のインターフェイスが再び動き始める。
「あぁっ・・・!?」
膨大な情報が快感に変換されてティアナの頭に流れ込んでくる。
それは彼女の記憶や価値観を、心そのものを押し流し、書き換えていく。
自分が作り替えられていく、自分が自分でなくなっていく。
本来ならば恐怖を覚え泣き叫んでもおかしくない状況だ、しかし・・・。
「んっ、あっ、ハァッ・・・!いぃ、イィのぉ・・・」
しかしインターフェイスによってそれすら快感と感じるようにされたティアナは喘ぎ、悶え、悦びの声を上げる。
「イイっ、イイのっ!来て・・・もっと、もっと来てっ、気持ちよさで私の頭の中っ、全部洗い流してっ!!」
そう叫びながらティアナは自慰を続ける。
全身からあらゆる形で押し寄せる快感にラバーに包まれたティアナの身体はベッドの上でうねり、時に跳ね、暴れまわる。
それでもティアナは自分を慰めるのをやめない。
(そう、もっと、もっと快感が、快楽が欲しい・・・それ以外はもういらないっ。身も心も、私の全てを捧げる、捧げます!だから、だから・・・っ!!)
その願いは、彼女の頭に取り付けられたインターフェイスに通じた。
文字通り脳の中を洗い流す勢いで、ありとあらゆる情報が彼女の中に流れ込んで来る。
戦闘技術、諜報技術、破壊工作技術、そして・・・。
(あのお方、ドクターのために・・・それが私の、私たちの使命・・・)
そうしてティアナが自分が仕えるべき創造主、ジェイル・スカリエッティに隷属する姿を想像した瞬間スーツが収縮し、これまでとは全く違う快感に身体が締め付けられる。
「あぁっ!・・・ど、ドクター、ドクタぁぁ・・・っ!!」
心すら束縛され、支配されるような悦びに、ティアナは甘い声で喘ぐ。
「・・・り、ます。なりますッナンバーズに!だから、だから私をもっと支配してくださいっ・・・ドクターのものにしてくださいっ!」
心からスカリエッティに隷属したティアナは身体を愛撫しながら宣誓の、言葉を紡ぐ。
それに対する褒賞だろうか、インターフェイスがティアナがティアナの神経中枢を激しく刺激する。
更に敏感になった身体は突然強くなった快楽に犯され、最早まともな思考を行うことは出来なくなったティアナは残された欲望に従い、一心に快楽を貪る。
「んぁっ、あぁっ!・・・い、イク・・・イクッ、イっちゃう!壊れちゃうっ!・・・ううん、壊してっ。もっと、もっとティアナをメチャメチャにしてぇっ!」
懇願しながら己が性器を責め立てるティアナ、その様はもはや自慰を通り越し自犯と表現できるほど激しいものだった。
「アッ、アッアァッ!!イ、イクッ、イクイクッイッちゃいます!んっ、アァッ、イクッイクッイクゥゥゥゥゥゥぅぅぅぅぅっっっ!!!」
待ち望んでいた絶頂、その究極の快感に浸りながらティアナは意識も、そして心も、深い深い闇へ堕ちていった。



それから数分後・・・。
先ほどの狂乱が嘘だったかのような静けさの中、ティアナは再び目を覚ました。
ムクリと上半身を起こすと右手を持ち上げじっと手を見る。
青い掌、スーツに包まれ、その上からラバーグローブを嵌めた手、そして・・・。
「・・・クスッ」
ナンバーズとして、あのお方・・・創造主、ドクタースカリエッティを支え、作戦を遂行するための手だ。
ティアナはそのままベッドから下りると歩き出す。
床に散乱した、先刻脱いだ自分の衣服を踏みつけても気にすることなく、ティアナは部屋の壁に掛けられた姿見の前に立つ。
あごから下・・・顔と頭以外の全身をラバースーツでピッチリと包み込んだ自分の姿を見て、ティアナは妖艶に笑う。
「フフフッ・・・、これがナンバーズ身体、ナンバーズの快楽。あぁ、ステキ・・・」
ウットリとした眼差しで鏡の中の自分と見つめ合っていたティアナだったが、頭のインターフェイスから新たな情報がティアナの脳に送られてくる。
「・・・なるほど。了解、任務を開始します」
怪しげな笑みを浮かべながらそう言うとティアナは扉を開け、音もなく部屋の外へ出た。



その夜、ウェンディは布団に入っても眠ることができなかった。
「・・・うぅ」
いつもはすぐに夢の中に旅立てる彼女だったが、どれだけ強く目をつぶっても、頭の中で羊を何百と数えても、意識は覚醒したままだった。
「うぅ、まだドキドキしてるッス・・・」
そう、あの時・・・先刻の王様ゲームでナンバーズスーツを着て、同じくスーツ姿になったティアナといっしょに写真の被写体になってから身体が火照り、乳首や秘所が疼いて仕方がないのだ。
ベッドから起き、クローゼットを開ける。
そこには眠る前に脱いだスーツがしまわれていた。
「・・・・・・」
スーツを手に取るウェンディ。
スーツに触れ、スーツを見つめていると彼女は胸の鼓動が激しくなるのを感じた。
かつてスーツを着ていた時はこんな気分になったことは無かった。
しかし数日前、姉のギンガから返還された押収品の説明を受けている時、いっしょに返ってきたスーツを目の当りにした時からスーツを見る度に胸がときめくようになったのだ。
そして今夜・・・久しぶりにスーツに包まれた時、ウェンディは全身から快感を感じていた。
抱擁されるかの様な密着感、支配されるような束縛感、そして全能感や高揚がウェンディの内から湧き上がってきた。
ティアナが自分の予備のスーツに身を包んでからは背徳感にも似た興奮も覚え、撮影会で抱き合った時、光沢を放つラバーの身体と間近に迫った彼女の唇を目にするとそれは一層強くなった。
親睦会が終わり床に就いても興奮は収まらず、一時の気の迷いだと言い聞かせても寝付けない。
そして今、こうしてスーツを目にした途端にその興奮はさらに強くなった。
「・・・ちょっと、だけ」
それは誰に言った言葉なのか・・・。
ウェンディはそう呟くと着ている物をすべて脱ぎ、その裸体をスーツに包み始めた。
シュル、ギュム・・・。
脚、腰、お腹・・・。
かつて日常的にスーツを着ていただけあって、ウェンディは手慣れた手つきでスーツを着ていく。
だが、染み付いた習慣だけがスーツを素早く着ていく理由ではなかった。
「ハァ、ハァ・・・んっ、キツイ・・・」
スーツに足を入れた時・・・否、スーツに触れた瞬間から、ウェンディはスーツに目を、心を奪われた。
ぬめるような艶めかしい光沢、しっとりとしたそれでいて滑らかな感触、それら全てが彼女の心をスーツにくぎ付けにして離さない。
今や彼女の頭の中は早く全身を包まれたいという欲求で一杯だった。
熱に浮かされ漠然とした思考のまま、心を占める欲望に従いウェンディは着替えを続ける。
胸、両腕、肩、首・・・。
顎のラインまで完全にラバーに包まれてからプロテクターを装着、ブーツを履きグローブを嵌め、残っていたインターフェイスを取る。
「・・・・・・」
それを頭に取り付けると脳に電流が走り、一気に思考がクリアになった。
「はぁんっ!・・・ハァ、ハァ、ハァァ・・・」
我に返ったウェンディだったが、全身から感じるスーツの密着感と束縛感に包まれその顔は見る見るうちに蕩けていく。
「んっ、はぁぁ・・・キモチ、いぃ・・・」
まるで全身が性器になったかのように敏感になった身体、それを優しく愛撫されているかのようなこそばゆい快感がウェンディの思考を緩やかに犯し始めていた。
(ダメっス、胸が、アソコが・・・)
気持ちいいのに切ない、そのもどかしさにウェンディはモジモジと悶えるように身体をくねらせる。
そうしているなかふと下を向くと、形のいい果実のような乳房が目に入った。
「・・・・・・」
まるで触ってくれと言っているかのように存在を主張するウェンディの乳房、その先端でラバーを押し上げながらツンと張った乳首がジンジンと疼いてくる。
(ちょっとだけ、ちょっと、さわるだけ・・・)
自分に言い聞かせるように心の中で呟きながらウェンディは胸に触れた。
「んっ・・・」
乳房の中にウェンディの指が沈み込む。
その瞬間、ジンジンと痺れるような快感がウェンディを襲った。
「ふぁぁっ・・・!?」
慌てて手を引っ込めるウェンディ。
手が離れた瞬間、乳房はその弾力でもってプルンと震えながら物と形状に戻る。
「ハァ、ハァ・・・今の・・・」
手を見つめながらウェンディはそう零す。
未だ困惑したまま後ずさると、太もも同士触れる。
「ひゃんっ?!」
スリスリと太もも同士がこすれ合うと乳房の時とは別の、ゾワリとした快感が背筋を走った。
ここに至り彼女は自分の身体が敏感になっているだと気づいた。
恐らくナンバーズスーツに全身を締め付けられてるのが原因だろう。
(ちょっと触っただけでこんなにキモチいいなら、もっとたくさん、体中を触ったら・・・)
それを想像した瞬間、ウェンディは身体の最も深いところ・・・子宮の奥がキュンと締め付けられるのを感じた。
「・・・・・・」
ウェンディは視線を自分の身体に落とす。
先ほどと変わらず、ラバーに包まれた双丘は前方に向けて突き出ている。
(もし、もう一度これに触ったら・・・)
先ほどの様に軽く触れるのではなく力いっぱい握ったら?胸だけでなく全身をくまなく触ったら?
自分はいったいどうなってしまうのだろうか?どれだけ気持ちよいのだろうか?
(触りたい、でも・・・)
恐怖にも似た重苦しい不安とゾクゾクと背筋を震わせる期待と興奮。
ウェンディの心は天秤の様に大きく揺れ動き、どちらかに傾くたびに葛藤し、反対側へと傾く。
さんざん悩んだ結果天秤は・・・期待と興奮の側に傾いた。
「ンッ、あはぁぁ・・・」
ウェンディの右手がギュッと握り、左手が全身を撫でまわす。
脚は無意識のうちに内またになり、太もも同士を擦り合わせる。
「はぁ、ハァッ・・・キモチ、いい・・・」
熱く狂おしい、それでいて優しく包み込むような快楽にウェンディはすっかり虜となっていた。
ゆかりペタンと座り込み一心不乱に全身を愛撫するウェンディ。
しかし夢中で快感を追い求めていた為に、後ろから迫る影に気づくことができなかった。
「フフフッ、面白そうなことしてるわね?」
そう言ってウェンディの背中越しにティアナは妖しく笑う。
「ふぁっ?てぃ、ティア・・・?」
「クスッ、だらしない顔ね。でも仕方ないか、この格好・・・とってもキモチいいものね」
そう言ってウェンディの前に立つティアナも全身をナンバーズスーツに包んでおり、その体はスーツのうえからでも発情しているのが一目で分かった。
固くなった乳首はスーツを押し上げ、ラバー密着した秘部の割れ目はヒクヒクと痙攣している。
「・・・・・・っ!?」
その淫靡な身体を、そして快楽に染まったティアナの妖艶な微笑みにウェンディは思わず息を呑んだ。
「フフッ・・・何を驚いてるの?ウェンディも忘れられないんでしょ?スーツに身体を包まれた時の快感を。だからあなたもそうやってまたスーツを着ている。違うかしら?」
「そ、それは・・・」
ウェンディはティアナの言葉を否定できなかった。
なぜなら彼女の言っていることはすべて事実だから。
こうしている今も、スーツに包まれたウェンディは全身から快感を受け、もはや意志を保つだけで精いっぱいの有様だった。
「フフッ、恥ずかしがる事なんてないわ。だって当たり前のことだもの。スーツに包まれることに快感を感じ、それを欲望のままに追及する。どれもこれも、私たちナンバーズにとって当然の事・・・」
淫蕩に溺れかけていたウェンディであったがティアナの最後の一言が彼女を現実に引き戻した。
「待つッス。ティアナ、今なんて・・・」
だがそれも束の間、ティアナのキスを受けたウェンディは再び思考が朧げになっていくのを感じた。
「んっ!?んふぅ・・・っ」
「んチュ、んぅ・・・プハッ、フフフ・・・そんな事どうでもいいじゃない」
そう言いながらティアナはウェンディに歩み寄る。
身体が密着するくらいの距離に来たティアナにウェンディは思わずドキリとしてしまう。
女性らしさが引き出された肢体をラバーに包んだ身体は夜の闇の中、わずかな光を反射して艶めかしく輝いている。
撮影会の時に見た瑞々しい唇は不敵に吊り上がり、ティアナの顔をより妖艶に見せる。
「てぃ、ティアナ・・・」
「ガマンは身体に毒よウェンディ。もう身体が切なくてたまらないんじゃない?全身をスーツにピッチリ包まれて、敏感になった体中から快感を感じて、もっとキモチいい事がシたくてたまらないんじゃない?」
ティアナの指がウェンディのお腹をスーっとなぞる。
たった、それだけでウェンディの身体をゾクゾクとした快感が蛇の様に這いまわる。
「んっ・・・!そ、そんな事・・・」
否定の言葉を述べようとしたウェンディだったが、再びティアナに―今度は太ももを―撫でられ中断させられてしまう。
「ひゃぅっ!?」
「嘘つき、じゃあどうしてウェンディはそのスーツを着ているのかしら?本当は、スーツの快感が忘れられないんでしょ?ほら、こうやって・・・」
ウェンディの身体を撫でまわしながらティアナは続ける。
「全身をラバーにピッチリ包まれて、キュッて締め付けられて。敏感になった身体がこすれ合う瞬間のゾクゾクっていう感覚が忘れられないんでしょ・・・違う?」
「ハァ、ハァ・・・ティア、ナ・・・」
一方のウェンディはティアナとスーツが与える快楽により、もはや立っているのもやっとの状態にだった。
それに気づいたティアナはウェンディを支えながらベッドに向かい、横にさせると自分は彼女の上に覆いかぶさる。
「フフフ・・・なんだかウェンディを押し倒したみたいね。ますますドキドキしてきちゃった」
「ハァ、ハァ・・・んっ、ティアナ・・・もう、止めて・・・」
背徳感を感じ高揚するティアナにウェンディが懇願する。
これ以上感じたら本当にどうにかなってしまう、そんな不安を覚えたウェンディの言葉にティアナの表情が曇る。
「・・・ウェンディは嫌?」
それが今行っている行為に対してなのか、それともティアナ本人に対してのものなのかは判別できない。
ただウェンディに分かるのは嫌と答えたらティアナがとても悲しむこと、そしてウェンディがそう答えることができないほど、ティアナと今行われている行為、両方に自分が惹かれ始めているということだ。
「それは・・・」
ウェンディが答えられないでいるとティアナが改めて口を開く。
「ねぇウェンディ・・・私ね、分かった事があるの」
重力に従い垂れるティアナの前髪とツインテール。
それがウェンディの顔を、スーツ越しに首や胸をくすぐり、新たな快感を彼女に与える。
「私ね、あなたのことが好きになっちゃったの」
それが友情等の類でないことはティアナの熱のこもった眼差しを見れば一目瞭然だった。
「全身をスーツに包まれたあなたを見た時、ドキッて心臓が高鳴ったの。それ以来ウェンディのことが頭から離れない。あなたのことを思うと胸が破裂しそうなほど脈動するの、アソコが疼いて止まらない・・・」
ティアナは手を自身の股間に添える。
既にスーツの下は膣からあふれた愛液で濡れているのか触れると『クチュリ』と湿り気を帯びた音がウェンディの耳に入ってくる。
「あっ・・・」
そこで彼女は自身の股間が温かいのを感じる。
確認するまでもなく、疼き続けた彼女の秘部からは溢れ出た愛液が零れ、みるみる下半身全体に広がっていくのが分かった。
「あらぁ?そうしたのウェンディ?」
ウェンディの慌てぶりから全てを察したのか、ティアナはわざとらしく問いかけながら彼女の淫唇に触れる。
「アッ、てぃ、ティア・・・だめ、ひゃんッ!」
割れ目を押し広げ、ウェンディの膣内に侵入するティアナの指。
始めて感じる快感にウェンディの身体が弓なりにのけ反った。
「フフッ、ウェンディも感じてたんだ。ほら見て、私の指・・・あなたのエッチな汁でこんなになってる」
そう言ってティアナは秘部から引き抜いた指、愛液で妖しく輝く人差し指と中指をウェンディに見せる。
「ハァハァ、ハァァ・・・」
それを目にした途端、ウェンディはティアナの手から目が離せなくなる。
ティアナの指を濡らす自身の愛液、それがウェンディには非常に甘い蜜に見えた。
舐めたい、そんな誘惑にかられたウェンディの顔がティアナの手に近づいていく。
しかしあと少しというところでティアナは手を引っ込め、濡れた指をウェンディの前で舐める。
「んちゅ、はぁぁ・・・ウェンディの蜜、美味しい・・・」
わざとらしく音を立てながら指の愛液を丹念に舐めとるティアナ。
「あ、あぁ・・・」
「んふ、ウェンディったらそんなに物欲しそうにして・・・イヤラシイ子」
目を離せないでいるウェンディをティアナは嗜虐的な笑みで見下す。
(っ・・・あれ?)
そのサディスティックな表情にゾクリと背筋が震えたウェンディであったが、同時に奇妙な親近感を覚えた。
ティアナの浮かべる表情、あの笑みを自分はどこかで見たことがある。
(どこだっだっけ?思い出せないッス・・・)
思考の大半を淫欲で満たされかけていたウェンディは記憶をたどることができない。
「ウェンディ、考えたことある?もしあなたがナンバーズに戻ったら私たち姉妹になるのよ」
「姉妹・・・?」
ティアナが言った言葉を反芻するウェンディ。
「そう、姉妹。友情を超えた絆で結ばれた関係・・・」
ティアナの指がスーツに包まれたウェンディ―のお腹を撫でる。
「んっ・・・」
指はゆっくりとお腹から胸に上っていき乳房を撫でまわす。
「はぁん・・・」
「そんな私たちがお互いに愛し合い快楽を分かち合う、ステキだと思わない?」
一しきりウェンディの胸を撫でたティアナの手はさらに上に上り始める。
「ハァ、ハァ・・・でも、姉妹でするのは・・・」
ウェンディがそう言いかけたところで上ってきたティアナの指が彼女の唇を塞ぐ。
「ウェンディ、忘れてない?私たちはナンバーズ、戦闘機人なのよ?」
そう言ってティアナは腕の力を弱める。
「あなたが隔離施設で受けた授業は人間の社会のルール。戦闘機人の私たちは適応外の決まり事よ」
重力に従い彼女の身体が徐々に下りていきウェンディの身体と接近する。
「それでも、やっぱりウェンディは私とするのは嫌?」
「っ!そんなこと、ないッス・・・」
ティアナの問いにすぐさま答えるウェンディ。
先のゲームでスーツ姿の彼女を見た時、そのあと行われて撮影会で身体を密着させ合った時・・・。
ウェンディは確かに興奮していた。
そして先ほどスーツを着て自慰にふけっていた時、彼女の頭にあったのはスーツ姿のティアナの姿だった。
もしティアナが同じナンバーズだったなら、もう一度スーツを着る機会があるのなら・・・。
快楽一色に染まった思考の片隅でウェンディはそんな光景を妄想していた。
そしてもしそれが現実となったら自分はどうしたいかも・・・。
(・・・ティアナと、シたい)
もっとティアナを見ていたい、触れ合いたい・・・愛し合いたい。
これほどまでにティアナを想っているのだ、嫌なわけがあるわけがない。
ティアナにそう答えた瞬間、ウェンディの思考はパズルのピースがはまったように感じた。
「・・・そっか、そうだったんだ」
自慰の時、自分が何を考えていたのかを思い出したウェンディの口元に笑みが浮かぶ。
(アタシも、ティアナとこういう関係になるのを望んでたんだ・・・)
J.S事件以降大きく揺らいだ自意識・・・自分が何者なのか、何を求めているのか。
今ならすぐに答えられる自信があった。
(アタシはナンバーズのナンバーⅩⅠウェンディ。アタシが望むのは快楽と、ティアナとの絆・・・!)
そしてそれを阻む法も規則も、ここには存在しないのだ。
「ウェンディ、やっと気づいてくれたのね」
「うん、ごめんッスティアナ。アタシの事、こんなに想ってくれたのに気づけなくて・・・」
「ティア・・・」
ウェンディの謝罪の言葉はティアナの口から出た単語にさえぎられた。
「えっ?」
「ティア、そう呼んで。私たちもう姉妹で、これから恋人同士になるんだから・・・そんな他人行儀に呼ばないでほしいの。ね?」
彼女をそう呼ぶのは親友のスバルのみ、そう呼んでほしいというのはそれだけウェンディの事を想ってくれている証なのだ。
「・・・うん、ありがとうッス、ティア」
「ウェンディ・・・」
握り合う二人の手。
同時にティアナの身体がウェンディの上に乗る。
「アッ・・・」
「はぁん・・・」
互いの手のひらが、指が、お腹が、足が、そして胸が、太ももが密着し、触れ合った感触が快感に変わり二人の身体を駆け巡る。
ウェンディのすぐ目の前まで迫ったティアナの顔、その艶やかな唇に彼女は目を奪われる。
(もうすぐ、唇も触れ合う。そうしたら・・・)
そうしたら自分とティアナは姉妹(こいびと)になるのだ。
そう思うともはやいても立ってもいられなかった。
「ティア。アタシ、もう・・・」
「うん、私も。ウェンディ、私たち、姉妹(こいびと)になりましょう・・・」
待ち望んだティアナの誘い、それに対しウェンディは。
「・・・うん」
そう頷くと自らティアナと唇を重ねた。



「ハァ、はぁんッ・・・アハッ、ティアぁ」
「んっ、アッ・・・フフッ、ウェンディ・・・アンっ」
ベッドの上で新たに生まれた姉妹たちは解放された欲望に従い、互いを求めあう。
ティアナの全身を使った愛撫に対し、ウェンディも同様に愛撫で返す。
ウェンディの身体の上をティアナの乳房が滑り、ティアナの秘部をウェンディの太ももが撫でる。
お互いの身体の感触がナンバーズスーツを通して快感に変換され二人の脳に流し込まれる。
「アッ、アッアッ・・・!ティア、もっとぉ・・・」
「ハァッ、あぁっ!・・・ええ、ウェンディ、私も・・・」
二人が交わってから数分、本来戦闘機人の身体であっても短時間でこれほど乱れることはあり得ない。
「ハァ、ハァっ・・・アハッ、凄くイイ。身体も心も蕩けちゃいそう・・・」
原因はティアナの頭に取り付けられたインターフェイスにあった。
以前スバルがケースに潜ませた洗脳用のインターフェイス。
その中にドゥーエの戯れで一組だけ、通常以上の効果を発揮するものが入っていた。
このインターフェイスによって快楽中枢が刺激されて使用者は本来感じるだろう数十倍の快感に包まれ、快感でほころびの生まれた意志と思考に機械が干渉する。
これによりティアナは僅かな時間で洗脳されナンバーズの一員として生まれ変わったのである。
そして今、その効果はティアナだけでなくウェンディにも及んでいた。
「んっ、アァッ!ティアぁ・・・それ、イイ。すごくイイっス!」
「アッアッ、あはぁん・・・。わたしもぉ、ウェンディ・・・もっと、もっと強く擦り付けて・・・アンっ!」
倍増した快感を情報共有によって分かち合い、蕩けきった二人の心にインターフェイスは新たな情報を流し込み二人の記憶や価値観を上書きしていく。
もう以前の事の殆どを思い出すことができなくなっていた二人だが、もはや彼女たちにそのような過去は不要だった。
愛おしい姉妹と欲望のままに愛し合う。
彼女たちにとってそれ以外の事は不要だった。
二人が身体を上下させる度に、互いの身体がこすれ合い殴りつけるような激しい快感が二人を襲う。
秘所からは止まることなく愛液が溢れ出て、それが潤滑剤となり二人の動きは加速する。
「ティアっティアぁっ・・・!もう、アタシもう・・・っ!」
性感が最高潮に達した所でウェンディが声を上げる。
「ハッ、ハッ、ハァンっ・・・ええ、ウェンディ・・・一緒にイきましょう・・・っ」
彼女以上に長く快感に曝されていたティアナも限界が近いようだ。
二人はうなずき合うと、最後の瞬間を一緒に迎えようと互いの秘所を押し付け合う。
「はぁんっ!」
「あぁっ・・・!」
ラバーに包まれた淫唇同士が接吻を交わし、互いの陰核同士が刺激し合う。
クリトリス同士が触れ合うたびに雷に打たれたような快感が二人を襲う。
「んっ、ハッはぁっ・・・!ティア、ティアぁっ!」
「アッ・・・ウェンディっ・・・アンっ!」
二人が乗ったベッドはギシギシと軋み、愛液に濡れたラバーの身体が月光を浴びてヌルヌルと艶めかしく輝く。
「アッ、アッ、アンッ!ウェンディっ、おねがいっいっしょにイッて・・・っ!」
「ハッ、ハッ、ハァンッ・・・うんっ、うんっ・・・!」
最早返答するのももどかしいのか、ウェンディはガクガクと頷くとより一層強く秘部をこすり合わせる。
「はぁん・・・!きた、来たッス・・・スゴイのがどんどん上って来る・・・アンっ!」
高まる性感にウェンディは待ち望んでいた瞬間がすぐそこまで来ていることを理解した。
まもなく訪れるであろう絶頂・・・それを終えた瞬間、自分はもう一度生まれ変わるのだ。
ウェンディ・ナカジマという少女の短いながらも充実した人生が終わり、これから自分はナンバーズのナンバーⅩⅠ、ウェンディとして再びドクターの為に、そしてこれまで感じたことのない快楽に包まれながら生きていくのだ。
そう考ただけで彼女の子宮はさらに激しく疼き、ウェンディ自身もその瞬間を今か今かと待ち焦がれ一層激しく腰を振る。
至高の、されどもどかしい時間を経て、やがて姉妹たちにその時はやってきた。
「アッ・・・来た、来たっ、来たッスよぉ、ティアぁ・・・」
「んっ、ぁんっ!うん、私も・・・ウェンディ・・・イきましょう、私たち、二人で・・・!」
指を絡め合った姉妹は最後のスパートに入り、互いを激しく犯し合う。
「アッ、アッアッアッ・・・!イクッ、イクイクイクッ!ウェンディと言っちゃうぅぅぅぅぅっっっ!!!」
「んっ、ひゃんっ!んぅ・・・ティアっ、ティアティアティアぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!」
たどり着いた最高の瞬間、絶頂の快感と後からやって来たアクメの余韻に包まれながら二人の身体は濡れたベッドに、心は快楽の海に沈んでいった。



「んっ、ちゅっ・・・んふ、ティアぁ・・・」
「ちゅ・・・れろ。フフッ、ウェンディ・・・」
先の絶頂から数十分後・・・。
落ち着きを取り戻した二人は余韻の中、抱き合い口づけを交わしていた。
軟体動物の様に舌が絡み合い、互いの唾液を交換し合う。
「プハッ・・・フフッ、ほら見てウェンディ・・・」
一度唇を離したティアナはそう言うと視線を壁に掛けられた姿見へと促す。
「え?あっ・・・」
大きめの鏡、そこにはティアナとウェンディが映っていた。
青と紫のラバースーツ・・・互いの愛液に濡れたナンバーズスーツに包まれた身体を密着させ、情事に耽る光景・・・。
それはどんな絵画よりも美しく、そしてどんな春画よりも妖艶だった。
「綺麗よ、ウェンディ。とてもステキ・・・」
「うん、ティアも。とってもキレイで、いやらしいッス」
互いを称賛しながらしばらく見つめ合っていた二人は再び抱き合い唇を重ね合う。
暫く室内に接吻の音が響いていたが、唐突にティアナが扉の方に向かって口を開いた。
「そろそろ隠れてないで出てきたらどうなの?」
声の先、返事など来ないと思われた扉の向こうから声が返ってくる。
「あれ?気づいてたの?」
そんな声と共に扉が開かれると、そこにはスバルとディエチが経っていた。
彼女達の姿もティアナ達同様のナンバーズスーツ。
それを見てウェンディはあれだけの声を上げたのに二人がやってこなかった理由をようやく理解した。
「もしかして、二人とも・・・」
「エヘッ、そう言う事。私たちもナンバーズに生まれ変わったの」
「そして今夜ウェンディにも目覚めてもらおうとしたんだけれどね、まさかティアナまで生まれ変わるなんて予想外だったよ・・・」
そう言って笑うディエチにティアナは苦笑する。
「よく言うわよ。わざわざ写真撮影なんて言って私たちを密着させて・・・ああやってインターフェイス同士をシンクロさせて、私たちの洗脳を促進させたんでしょ?」
仕掛けがバレたディエチが悪戯っぽい笑みを浮かべる。
「ウフッ、それも目的の一つだけどね。本命はコッチなんだ」
そう言ってディエチが二人に見せたのは数枚の写真。
その中でスーツに身を包んだティアナとウェンディが抱き合って過激なポーズをとっていた。
「その写真・・・もう現像したんスか?」
「えへへっ、うん」
「この写真をオカズにしてさっきまで二人で楽しんでたんだ」
そう言って抱き合うスバルとディエチ。
よく見ると確かに二人のスーツは何かで濡れているのか、自分たちと同様にぬめるような光沢を放っている。
「ふぅん・・・それで?二人ともわざわざそれを言うために部屋に来たの?」
不敵な笑みを浮かべながらティアナが言うと、スバルはクスリと笑う。
「まさか、せっかくティアも姉妹になったんだからパーティの続きをしようって誘いに来たんだ」
「そう、ウェンディの帰還祝いとティアナの歓迎会。私たちで二人をキモチよくしてあげようと思ってね・・・」
「・・・へぇ」
スバルとディエチの説明を聞いたティアナは先ほどウェンディに見せた笑みを再度浮かべる。
(やっぱり、ティアのこの顔見た事あるッス。でもどこで・・・あっ)
そこでようやくウェンディは思い出した。
弱者を嘲るような、獲物をいたぶる猫のような挑発的で嗜虐的な笑み。
(そうだ、この顔・・・あの時アタシが浮かべてた・・・)
それはJ.S事件の時、孤立したティアナを前にウェンディが浮かべたものだった。
今、スバル達は自分たちを気持ちよくさせるといった。
つまり彼女らは自分たちが主導権を握ると宣言したのだ。
だがそれは違う。
目の前にいる姉妹たち、彼女たちこそが自分とティアナの獲物なのだ。
これから自分達は二人を押し倒し、心のままに、欲望のままに快楽を享受する・・・。
「・・・フフッ」
そう思った瞬間ウェンディもティアナと同じ笑みを浮かべていた。
それを見たティアナは改めて口を開く。
「そう、正直に言うと私たちもまだまだキモチよくなりたいのよ。せいぜい愉しませてもらおうかしら?」
それを聞いたスバル達も同様に口元を吊り上げる。
ここにいるのは全員が姉妹であり恋人であり、狩人であり獲物だった。
ラバースーツにピッチリと包まれた互いの身体を各々が淫欲に染まった眼差しを向ける。
「もちろん、退屈する暇なんてあげないよ・・・」
スバルのその言葉を合図に姉妹たちは抱き合い、互いに押し倒し一つになる。
今、宴は再び始まったのである。


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