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エピローグ、崩れ落ちる司法の塔

 【17//2016】

機動6課攻略シリーズこれにて完結です。
何度も筆が進まなかったり心が折れたり放り出したくなったりしましたが皆様のご声援もあり何とか完結させる事が出来ました。
この作品を呼んで少しで多くの方にナンバーズスバルの魅力が伝わってくれれば幸いです。
今後はのんびり更新して行くのでペースは落ちるとは思いますが今後とも宜しくお願い致します。
ご声援ありがとうございました。 遠くから轟音が聞こえてくる。
スバルが音の方に振り向くと遥か遠くで桜色の閃光が夜の街を包み込んでいた。
「流石陛下、相変わらず凄まじい威力ね」
彼女の背後でギンガが呟く。
「フフ、当然だよ。だって私の憧れの人で自慢のお姉ちゃんなんだから」
スバル答えながらは閃光の発信源、空中で管理局残党を掃討している人物、新生ベルカの魔王にしてナンバーズのナンバーⅩⅩⅢ、ナノハ・ゼーゲブレヒトを誇らしげに見つめる。
立ち昇る噴焔が彼女達を照らし、数十キロ以上離れているというのに衝撃波がラバースーツ越しにビリビリ伝わって来る。
かつてミッドチルダと呼ばれた街の残骸、そのそこかしこで姉妹達の放つ銃声が響き、続いて反乱分子達の断末魔が鼓膜を震わせる。
そんな中でも二人の強化された聴覚はナノハが高らかに嗤う声を聞き逃さなかった。
『二人ともお疲れ様です』
ナノハの雄姿を眺めていた二人にティアナから通信が入る。
「うん、ティアも指揮管制ご苦労様」
『全くよ、私もナノハお姉さまと一緒に連中の始末に行きたかったのに・・・」
モニターの向こうで方をすくめるティアナとそれに笑みをこぼす二人。
『まぁ、それはそれとして・・・収穫の方はいかがですか?』
「ええ、この通り」
ギンガに視線で合図を受け、スバルは抱きかかえていたものを見せる。
それは幼い、通常モードのヴィヴィオを同年代の少女だった。
『彼女が冥王イクスヴェリア?』
「ええ、護衛のマリアージュ部隊に少し手を焼いたけど確保できたわ」
「これでヴィヴィオにも友達が出来るし、もう寂しくないね・・・。あ、そうだ。ティア、ノーヴェとウェンディはどうなった?」
『彼女達も無事任務終了よ』
ティアナが新しいモニターを展開するとそこにはノーヴェとウェンディに拘束された―抵抗したのかボロボロな―少女が映っていた。
『覇王インクヴァルトの末裔、ハイディ・アインハルト・ストラトス・インクヴァルト・・・流石覇王の子孫なだけあって二人ともかなり梃子摺ったけど・・・』
「大丈夫だったでしょ?ノーヴェは私とギン姉でちゃんと戦い方を教えておいたんだもん」
「ティアナだってウェンディの訓練に付き合ってたんでしょ?もっと妹達の事を信じてあげなさい」
『フフッそうでしたね、肝に銘じておきます。あ、それともう一つ・・・』
ティアナがもう一つモニターを表示する。
『お二人に新たな任務です。イクスヴェリアは私が回収するので彼女を置いてそちらに向かってください』
「ずいぶん急ね、何かあったの?」
『はい。ナノハお姉様が始末している連中はどうやら陽動だったようでして、本隊と思われる集団が現在移動中です。これを殲滅していただきます。』
モニターにガジェットドローンからの航空撮影と思しき映像が映る。
『連中の中核となっている戦力は陸士108部隊、そして・・・』
映像がアップに切り替わり指揮官の顔が映る。
「えっ・・・!?」
「これは・・・」
『指揮を執っているのは同部隊長、ゲンヤ・ナカジマです』
そこに映っていたのはギンガとスバルの養父、戦闘機人である自分達を迎え入れてくれたゲンヤ・ナカジマだった。
『かなりのやり手です故、お気をつけて、では・・・』
口元に笑みを浮かべながらティアナは通信を切る。
「・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
沈黙したままの二人、暫くして二人が露わにした感情は・・・。
「・・・フフ」
「アハハハッ・・・!」
嘲笑だった。
「フフフ・・・バカな男」
「ホント、ドクターに刃向かわなければもう少し長生きできたのにね・・・」
父であるはずの人物を嗤いながら蔑む姉妹。
ナノハの即位の後、戦闘機人達はある調整を受けた。
記憶関係の調整である。
戦闘に不要な過去の記憶を削除され、変わりに新たな記憶を与えられた。
スカリエッティによって生み出され、彼の為に戦ってきた記憶を・・・。
互いの齟齬を無くすためにギンガ以前のナンバーズ達もそれに合わせて記憶の調整を受け、彼女達は正真正銘の姉妹となった。
もはやギンガとスバルはゲンヤ・ナカジマの娘ではない。
過去を捨て去った彼女達はジェイル・スカリエッティの生み出した最高傑作、戦闘機人『ナンバーズ』の一員として完全に生まれ変わったのである。
ラバースーツに包まれた身も心も、全てがドクターの物であり彼女達の行動理念は全てドクターの欲望が最優先される。
その障害となる存在はたとえかつて父親だった人物であっても排除する事にためらいなど欠片も無かった。
「フフッ・・・ねぇギン姉、せっかくだし指揮官は最後に二人で殺さない?」
「そうね、見せしめも兼ねてドクターに逆らう事の愚かしさ、しっかり教えてあげなくちゃ・・・」
そう言って妖しい笑みを浮かべる二人の金色の瞳が嗜虐に染まる。
「ねぇ、スバル・・・私、濡れてきちゃった」
「ギン姉も?実は私もなの・・・」
二人はクスクスと笑いながら己の股間を撫でる。
これから起こる光景に嗜虐心をくすぐられたのか、彼女達の蜜壷からは愛液が溢れ、ラバーの皮膜に包まれた秘所から「クチュリ」と濡れた音が零れる。
「ギン姉・・・帰ったら一緒にシよう?」
「フフッ、良いわよ。姉妹皆でキモチよくなりましょう」
「だから今はこれでガマンして」そう言ってギンガはスバルと唇を重ねる。
「ん・・・」
「ん、ちゅ・・・」
スバルも腕をギンガの腰に回し、二人は姉妹の絆を深め合う。
口付けを終え、体を離した二人は意識を淫蕩な姉妹のそれから殺戮マシーンとしてのそれに切り替える。
「さぁ、行きましょうスバル、ドクターのために」
「うん、ドクターのために・・・」
二人はデバイスにエネルギーを流し込み、闇の中を走り出した。

END
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Category: ナンバーズSS

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Posted at 23:04:36 2016/10/17 by

Comments

Re: タイトルなし

ありがとうございます。
こちらこそ破壊神様の作品はとても参考に、何より励みになりました。

今後も悪堕ち作品を描いていくつもりなのでこれからも宜しくお願い致します。

Posted at 05:00:40 2016/10/18 by motoji

Comments

本当にお疲れさまでした。
ようやく無事完結できてよかったですね。
以前のサイトが閉鎖されて完結が出来るのかがちょっと心配しましたが
とにかくお疲れさまでした。

Posted at 22:41:28 2016/10/18 by 特命

Comments

Re: タイトルなし

ありがとうございます。
リアルの方が忙しくお返事が遅れてしまいすみません。
motojiも無事完結させる事ができて胸を撫で下ろしています。
今後についてはまだ未定ですが、これからもナンバーズ化を初めとした悪堕ち小説を書いていくつもりなのでよろしくお願い致します。

Posted at 01:07:02 2016/10/23 by motoji

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