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幕間、堕ちた正義

 【10//2016】

お待たせしました。
ラストスパート前の幕間です。
作中の悪い高官達についてですがご安心下さい。
悪は必ず裁かれます。(裁く相手が正義とは限りませんがw) 窓も無い暗室の中。
その中央に落とされた照明の下に彼女、高町なのは佇んでいた。
身にまとうのは簡素な囚人服、拘束具とバインドで二重に束縛された彼女の後ろには完全武装の魔道師が二人、監視の任に付いている。
「このような失態は管理局史上始まって以来だ!」
強化ガラスの向こう、裁判で言うところの裁判官の座る位置に座した陸の高官がヒステリックに叫ぶ。
訳も分からず拘束される数時間前、スバル達に陵辱されていた時・・・。
嘗ての教え子達に犯されるなのはの姿は管理世界全土に映像として流されていた。
管理局最後の希望、不屈のエースオブエース高町なのはがスカリエッティ一味に下った。
あの映像は管理世界の市民達にそう思わせるのに十分なショックを彼らに与えた。
もはや暴動や混乱はクラナガンだけでなくミッドチルダ、更には管理世界の各主要都市に波及しており、70年以上続いた時空管理局による平和は終わりを迎えつつあった。
「あの映像が流出したせいで局員の士気もガタガタだ!既に一部では脱走や離反によって部隊を維持できない世界も見られ始めている!」
「静粛に!今は争っている場合ではないのだ!」
議長を務める高官の一括で一先ず冷静さを取り戻す一同。
「首都防衛隊の損害は既にクラナガン防衛が不可能なレベルに達している、ミッド全体が陥落するのも時間の問題だ。よって現時刻を持ってミッドチルダの放棄を決定する」
議長は断腸の想いでしかし断固とした声で決断する。
「地上本部と未だ健在な各陸士隊駐屯地の転送ポートより市民を近隣の管理世界へ疎開、無人となったミッドチルダに対しアルカンシェルによる大規模爆撃を行い、戦闘機人共を一掃する」
それを聞いたなのはは血の気が引くのを感じた。
アルカンシェル、時空管理局の誇る艦載型魔道砲の威力は半径数十キロに及び仮にミッドチルダに打ち込まれた場合その被害は計り知れないだろう。
当然のことながら直撃を受けた戦闘機人、スバルやフェイト達は塵一つ残さず蒸発してしまう。
「待ってください!そんな事をしたら6課のみんなは・・・!」
再考を願うなのはだったが議長を始め高官達は一様に失笑を浮かべた。
「高町なのは元一尉、君に発言の許可は与えられていない」
「協議し決定するのは我々だ。貴官はただ結果を受け入れればいい」
「ミッド放棄は既に決定事項だ。第一ここは君の審問を行う席、君が意見する事事態おこがましいと思わんかね?」
高官達の高圧的かつ一方的な発言に、今まで耐えてきたなのはも遂に堪忍袋の緒が切れてしまった。
「いい加減にしてください!誰のせいで・・・誰のせいでこんな事になっていると思っているんですか!!」
突然の怒声にたじろぐ高官達になのはは更に叫び続ける。
「勝手な独善で世界中に手を伸ばして、カバーしきれなくなったから非合法な人造魔道師や戦闘機人を研究?挙句の果てに管理できなくなったから処分しようとして返り討ち・・・全部あなた達が原因じゃないですか!それなのに一番血を流しているのは現場の・・・!」
そこまで言ったところでなのはは後ろに控えていた武装局員に組み伏せられてしまった。
「全く、上官に対する礼儀がなってないな・・・」
「致し方ありますまい、所詮魔力だけで成り上がった管理外世界の田舎娘ですから・・・」
冷笑する彼らに対しなのはは今まで抑えてきた怒気をぶつける。
「そうやって、そうやって他人を見下すあなた達みたいなのがいるから世界は・・・!」
しかしいくら罵っても高官達の態度は変わらない。
「口に気をつけるんだな小娘。我々の機嫌一つで貴様の処遇は変わるのだからな」
「しかし議長、議論すべき問題は山ほどあります。この小娘一人に時間を割くのも些か問題かと・・・」
「そうだな、それではこれの処分は事前に話した通りで異論ないな?」
議長がそう言うのに対し、他の高官達は口をそろえて異議なしと返す。
(事前に話した通り?議論する価値も無いという事・・・?)
あまりの扱いに再度怒りがこみ上げるなのはに対し、議長は判決を下す。
「高町なのは元一等空尉、貴官は管理局員としてあるまじき行動、態度を取り管理局の威信を失墜させた。よって当法廷は貴官に対し無期懲役を言い渡す」
無期懲役という単語が聞こえた直後、目の前が闇に包まれるような感覚を覚えるなのは。
彼女はこの時初めて絶望という物を感じていた。
「尚、本局への護送は明日、市民の避難誘導と平行して行う。最後の奉公だ、せいぜい彼らの敵意を買ってくれたまえ」
議長はとても愉快そうな顔でなのはに語る。
「君には感謝しているよ一尉。君と言う分かりやすい悪人が存在することで我々が泥を被らずに済むのだからね・・・」
この一言で彼らが何を企んでいるのかをなのはは理解した。
なのはがスカリエッティ側に下ったのが原因でミッドの防衛線が崩れたという状況を演出してミッドチルダ放棄の口実を作る。そしてアルカンシェルでスカリエッティ達を一掃して彼ら管理局上層部とスカリエッティの癒着の証拠を抹消。
自分達は悲劇のヒーローを演じつつ事件解決の功績を踏み台にしてに局の実権を掌握する。
彼らにとってこの事件も、多くの人々の命も全て権力を手にする為の道具に過ぎなかったのだ。
計画を知ったときなのはは失望と同時にどす黒い感情を、憎しみを越えた殺意を抱いた。
(この人たちは・・・こいつ等は・・・っ!こんな時までそれか!?そんなに自分が大切なのか!)
なのははそう叫びたかったしかし出来なかった。
なぜなら・・・
(私も、同じか・・・)
仲間達がスカリエッティの手に堕ちた時、自分もそれを利用した。
事件解決の暁に手にする栄誉に目がくらんでいたのだ。
(私もアレと同じ、権力の亡者・・・醜い人間の屑だったんだね・・・)
その事実を前にしてなのはは全てを失った気がした。
築いて来た地位も育んできた絆もそして最後に残っていた誇りも・・・。
閉廷しそのまま留置所へ連行されたなのはは翌日まで涙を流し続けた。



そして護送の日、宣告どおりなのはは衆人環視の中を連行されていた。
なのはを見た市民は皆一様に憎しみのこもった視線で彼女を睨みつける。
普通なら怯え、脚が竦むであろう彼らの視線だが連日の出来事に憔悴しきっていたなのはは俯いたまま歩き続ける。
転送ポート前に着いた直後、何かが飛んできてなのはの頭部に衝撃が走る。
痛みに蹲ると足下に石つぶてが落ちているのを見つける。
すると彼女の背中に二つ、三つと石が投げつけられる。
「それでも管理局員かっ!!」
「この裏切り者!」
「何がエースオブエースだ!淫乱な魔女めっ!!」
同時に割れんばかりの罵声の数々を浴びせられたなのはは自身を取り囲む観衆を見回す。
そこでなのはは自分に石を投げつけた者達の中に見知った顔があるのに気付いた。
そう、先日の出撃の際自分に向けて手を振ってくれた若者だ。
それを見た途端、なのはは悲しさと悔しさで胸が張り裂けそうになった。
(結局、スバル達が正しかったんだね。私が護っていたのはこんなものだったんだ・・・)
管理局も彼ら市民も、そして自分も・・・その内には利己的な欲望しか無く、求めていた正義や理想など幻想でしかなかったのだ。
罵られ石を投げられるたびに絶望、そして憎しみと言う名の黒いペンキで塗りつぶされていくなのはの心。
(私達が今までどんな気持ちで戦っていたのかも知らないで・・・こんな世界、なくなっちゃえばいいのに・・・)
どす黒い感情に満たされたなのはの祈りが届いたのか、突如地上本部ビルが爆発する。
「えっ!?」
うろたえる局員、燃える破片が降り注ぎ逃げ惑う市民達。
突然の出来事に呆然とするなのはの前に一人の少女が舞い降りた。
「迎えに来たよ、ママ・・・」
なのはの前に下り立った少女、ヴィヴィオは母にそういった。
「ヴィヴィ、オ・・・?」
ヴィヴィオが現れたのと同時に地上本部周辺にナンバーズ率いる戦闘機人部隊が出現し各所で局員達と戦闘を開始する。
状況は贔屓目に見ても管理局が劣勢のようだ。
市民を護らねばならない管理局側に対し戦闘機人達には一切制約がなく、思うままにその力を振るう。
「どうしてここに?」
なのはは困惑し、ヴィヴィオに問う。
「局内に潜入しているナンバーズから連絡を受けたの。場所はママの体内のマイクロマシンの位置を割り出して・・・」
「いや、そうじゃなくて・・・」
なのはが聞きたいのはそういうことではなかった。
何故自分を、敵であるはずの高町なのはを彼女達は助けようとするのか?
一瞬キョトンとするッヴィヴィオだったが質問の意味を理解したヴィヴィオはクスリと笑いながら答えた。
「そんなの決まってるよ。あなたが私の大切なママだから・・・」
慈愛に満ちた顔でそう言われたなのはは憎悪で澱んだ心が洗われたように感じた。
「私だけじゃないよ。皆もなのはママが大切だから戦ってるの」
そこでなのはは自分達を取り囲む戦闘機人達の存在に気付いた。
「フェイトちゃん、スバルにティアナ・・・エリオとキャロ。ギンガとルーテシアまで・・・」
その正体は自分もよく知る嘗ての仲間達だった。
彼女達は自分を護るように囲み、攻撃してくる局員達を迎え撃つ。
そこでふと、なのははスバルと視線があう。
「えっと、その・・・」
スバルは何か言おうとしては言葉に詰まり黙り込んでしまう。
よく見ればティアナとギンガも戦いながら気まずそうにこちらをチラチラと見ている。
暫く沈黙が続くが耐えられなくなったのかスバルが声を上げる。
「あの、すみませんでした!あれは、演技に熱が入りすぎたというかついムキになったというか。その・・・ゴメンなさい!」
そう言って頭を下げるとスバルは逃げるように敵に突撃して行った。
「ママ、スバルを責めないで。ママが捕まった後の事を聞いて凄く落ち込んでたんだよ」
「スバルが・・・?」
なのはは今回の作戦の唯一の生還者だ。
その彼女に管理局は作戦失敗の責任を問うだろう。
そんな管理局に絶望したなのはを潜入しているナンバーⅡ、ドゥーエが救出し晴れてなのははナンバーズの一員となる。
これがスバル達の作戦だった。
しかし事態は予想の遥か上を行く。
なのはは帰還するなり逮捕、拘束され、碌な裁判すら受けずにすべての責任を押し付けられてしまった。
ドゥーエが手に入れた情報では収監された刑務所で病死に見せかけて暗殺する予定すらあったらしい。
もはや猶予がないと知った彼女達はこうして最後のチャンスである護送時を狙い襲撃したのであった。
「スバルだけじゃない。他の皆ももママに仲間なってほしくてあんな事をしてしまったの。もう一度みんなで一緒にいる為に・・・」
そう言うとヴィヴィオはなのはに赤い宝石を手渡す。
「これは、レイジングハート?」
それはなのはがスカリエッティの施設から逃げる時に置いて来てしまった相棒、レイジングハートだった。
「ママはここにいて、ここなら安全だから。レイジングハート、ママを護ってあげて」
『お任せください』
レイジングハートが答え、なのはの周りに障壁を展開するのを確認してからヴィヴィオはナンバーズ達を率いて管理局部隊に向けて突撃していった。
一人残されたなのはは障壁の中で暫し呆然としていたが、やがて堰を切ったかのように目から涙が溢れ出した。
(私は、一人ぼっちじゃなかったんだ・・・こんなにも必要とされて、大切に思われていたんだ・・・っ!!)
涙で霞む目で戦場を疾駆する娘、ヴィヴィオを見る。
先のJ.S事件の際、聖王としての力の大半を失ったはずの彼女だったがスカリエッティの力で強化されている今のヴィヴィオととめる事など誰にも出来はしない。
「いけるっ・・・皆!このまま司令部を強襲!指揮系統を叩いた後に・・・うぐっ!?」
そう、死角からの不意打ちでもなければ・・・。
「・・・えっ?」
まるで世界がスローモーションになったかのようになのはには全てがゆっくりと動いて見えた。
闘うヴィヴィオの背中に魔力弾が命中する瞬間も、身を仰け反らせながら倒れる娘の姿も。
「ヴィヴィオっ!!」
なのはが叫ぶ中、ヴィヴィオはドサリと地面に倒れこむ。
「ハァ、ハァ・・・や、やった・・・?」
その少し離れたところに一人の若者が座り込んでいた。
先程なのはに石を投げた市民の一人だ。
手には市販のデバイス―護身用だろう―を構えており、その先端からは僅な魔力の残滓が漏れ出ている。
「見ろっ、聖王が倒れたぞ!反撃開始だっ!」
「「「うおぉぉぉぉぉっ!!」」」
一人の武装局員が叫んだのを切欠に管理局は反撃に出た。
「陛下!すぐに・・・くっ!?」
「ヴィヴィオ!?クソッ!邪魔するな!」
ナンバーズやセンチュリオンズ達も急いでヴィヴィオの元へ向かおうとするが奮起した局員達の抵抗が激しく遅々として進む事が出来ないでいた。
「おいっ!まだ生きてるぞ!」
戦闘機人達がたどり着けないでいる中、デバイスを持った市民達が倒れ伏したヴィヴィオに近づいていく。
「へぇ・・・近くで見ると中々美人だな?」
男達がヴィヴィオを起こそうとする。
「っ!触らないで!!」
ヴィヴィオはそれを払いのけた。
それが気に入らなかったのか男の一人がヴィヴィをに平手を喰らわせる。
「あぅ・・・!」
「生意気な、泣いて命乞いでもしたら助けてやろうと思ったのによ・・・」
そう言うと男達はデバイスをヴィヴィオに向ける。
「まぁいい、アンタを倒せば俺達はヒーローだ。管理局からの礼金で遊んで暮らせるぜ」
下卑た笑みを浮かべる男達のデバイスに魔力が溜まる。
あらゆる危機からヴィヴィオを護ってくれる彼女の固有スキル、『聖王の鎧』は聖王の力を失った時に同時に喪失している。
今まともに攻撃を喰らえばヴィヴィオは助からないだろう。
そう気付いた時、なのはの心の中を占めていた感情は紛れも無く恐怖だった。
(死ぬ?ヴィヴィオが・・・?)
ヴィヴィオが死ぬ。
自分の大切な娘のヴィヴィオが、護ると誓ったヴィヴィオが、自分を必要だと言ってくれたヴィヴィオが・・・。
「うあぁぁぁぁぁぁっ!!」
気づいたときには身体が動いていた。
なのはは立ち上がり手にしたレイジングハートを起動し構えた。
その標準は正面、ヴィヴィオを殺めんとしている男達に定められていた。



「はぁ、はぁ・・・」
なのはが我に返ったときには全てが終わっていた。
ヴィヴィオは無事、ナンバーズやセンチュリオンズも軽傷のみの様だ。
ホッと一息ついてからなのはは改めて周りを見回した。
周囲には自分とヴィヴィオ、戦闘機人達を除いて誰一人いなかった。
あれほどいた市民やそれを護っていた管理局員は一体どこに行ったのか?
そこでなのはは『それ』を見つけた。
地面に張り付いたヒトガタの染みに。
まるで人の影が焼きついたような・・・。
「うっ・・・!」
吐き気を催し、蹲るなのは。
それを見てなのはは気づいた。いや、思い出してしまった。
自分が先程まで何をしていたのかを。
ヴィヴィオを殺そうとしていた男達を、スバル達に敵意と殺意を持って襲い掛かる『敵』を、痛みと恐怖で泣き叫び必死に命乞いする者達をなのはは・・・。
「私は、私は・・・っ!!」
一度は折られ、仰いだ正義に裏切られ、ボロボロ担っていたなのはの心は・・・。
「違うっ!」
その叫びに再び我に返ったなのはは自分がヴィヴィオに抱きしめられている事に気づいた。
「ヴィヴィ、オ・・・?」
「なのはママは悪くない。ママは私を、皆をまもったんだよ。だから自分を責めないで・・・」
抱きしめるヴィヴィオの温もりが、やわらかい彼女の身体の感触が壊れる寸前だったなのはの心を繋ぎとめる。
「ヴィヴィオ、ヴィヴィオぉ・・・」
それでも堪えきれなくなったのか、なのはは娘の胸で泣きだした。
「頑張ったのに、辛くても必死で耐えたのに・・・何で、何で誰も認めてくれないの?もうやだ、嫌だよぅ・・・!」
今まで堪え、ずっと心にしまってきた感情が爆発し、全てを吐き出すかの様になのはは泣き続ける。
そんな、いまにも壊れてしまいそうな母をヴィヴィオは優しく抱きしめ、あやすように頭を撫でる。
「もういいんだよ、ママ。もう我慢しなくて、もう自分を偽らなくていいんだよ・・・」
「ほん、とう・・・?」
なのはは未だ涙を湛えた目でヴィヴィオを見上げる。
「勿論だよ、だってこんなに頑張ったんだもん」
ヴィヴィオが応えたのに続いてなのはの回りからも賛同の声が上がる。
「そうですよ、なのはさんはそれだけのことをしたんです。誰にも文句は言わせません!」
「そんな奴がいるなら私達がブッ飛ばします!」
「世界が全部敵になっても私達がなのはをまもってみせる!」
「スバル、ティアナ、フェイトちゃん・・・」
そこにいるのは先日の彼女達ではなく自分のよく知る仲間達の姿だった。
「なのはママ・・・ママの願いを、本当の気持ちをヴィヴィオに教えて・・・」
ヴィヴィオの投げかける言葉に暫し沈黙するなのはだったがやがてゆっくりと口を開く。
「・・・だよ」
「えっ?」
「もう、嫌だよっ!私は、私は皆と戦いたくない!フェイトちゃんと、ヴィヴィオと・・・大好きな皆と一緒にいたいよぉ・・・」
それはなのはの心からの願いだった。
しかし状況が周囲がなのはに戦う事を望み、回りの空気に呑まれたなのはもそれを是としてしまったのが今の結果だ。
泣きじゃくるなのはをヴィヴィオはもう一度抱きしめる。
「私もだよ、大好きななのはママと戦いたくない。ママ、帰ろう。私達と一緒に・・・」
ヴィヴィオと共に帰る、それは当然ながらスカリエッティの元へと言う意味だ。
しかしヴィヴィオを助ける為に多くの局員と市民を手にかけたなのはにとってもはや時空管理局は彼女のいるべき場所ではない。
「うん、行こう。ヴィヴィオ達のいるところが私の帰る場所だよ・・・」
なのはがそう言ってから転送魔法が発動し、なのはもヴィヴィオも戦闘機人達も姿を消す。
後に残ったのは未だ黒煙を上げる地上本部ビルだけであった。


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