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機動6課攻略PHASE3

 【24//2016】

お待たせしました、久しぶりの6課攻略シリーズです。
フェイトさんの回とあって結構力を入れました。
演出上残酷な描写がありますのでご注意下さい。




銃声が6課隊舎に響く。
その宿舎の一室に彼女、高町ヴィヴィオは隠れていた。
今日は偉い人が皆の仕事を見に来るから邪魔にならないように部屋にいるはずだった。
業務開始から暫くして突然銃声が響き、いたるところで悲鳴が聞こえ始め、怖くなったヴィヴィオはベッドの下に身を潜めた。
此処は管理局の施設なのだ。
何かあったら近隣の陸士隊が駆けつける。
出張している二人の母親、なのはとフェイトもきっと助けに来てくれる。
そう信じてヴィヴィオは息を殺して恐怖に耐える。
扉が開き誰かが入ってきた。
「・・・・・・っ!」
恐怖に身を強張らせる。
銃を持った、人を簡単に殺せる道具を持った人物が直ぐそこにいる。
そう思うとヴィヴィオは怖くてたまらなかった。
「大丈夫ヴィヴィオっ!?返事して!」
しかし、それはヴィヴィオのよく知る人物のものだった。
「あアイナさん・・・?」
その声の主は6課バックヤードスタッフのアイナ・トライトンだった。
ベッドから顔を覗かせるヴィヴィオ。
そこにいたのは間違いなくアイナだった。
新装備検証の為に他の局員と同様にナンバーズのスーツに身を包んでいる。
「アイナさんっ!!」
ヴィヴィオは泣きながらアイナに抱きつく。
「よかった、心配したのよ・・・」
アイナの腕の中で泣きじゃくるヴィヴィオ。
ヴィヴィオを胸に抱きながらアイナ。
「ホント、心配したのよ。ヴィヴィオ・・・」
彼女が嘲っていることに、ヴィヴィオは気付いていなかった・・・。



ミッドチルダの空をなのはは全力で飛んでいた。
高官が視察中の6課からの連絡が途絶え、近隣の陸士隊から人員が派遣されたが、彼らとも連絡が付かないらしい。
胸騒ぎを覚えたなのはは捜査を現地の局員に任せ、転送ポートでミッドに戻るとそこから6課隊舎に向かって飛翔した。
「皆、ヴィヴィオ・・・」
あそこにはヴィヴィオが、大切な一人娘がいる。
既に聖王の力は殆ど残されていないはずだが、スカリエッティなら再び彼女を利用する可能性はゼロではない。
(ダメ、冷静にならないと・・・)
逸る気持ちを抑えながら、なのはは速度を上げた。



「酷い・・・」
6課隊舎にたどり着いたなのは。
そこで彼女が見たのは正に戦場だった。
壁のいたる所に弾痕が刻まれ、足元には何かが爆発したのか、小さなクレーターが出来ている。
そして何より鼻につく臭い。
硝煙の臭いと共に嗅覚を刺激する鉄のような臭い。
血の臭い・・・。
「クッ・・・」
そこには無残な姿の射殺体が転がっていた。
制服からして恐らく駆けつけた陸士隊の隊員だろう・・・。
任務柄、殺人現場に脚を踏み入れたこともあるなのは立ったが、今漂う死臭はそれとは比にならないくらい強かった。
もし、この血の海の中にヴィヴィオの血が混ざっていたら・・・。
もはや抑えることが出来ず、なのはは自室へ走った。



「ヴィヴィオッ!!」
爆発の衝撃で歪んだ扉を魔力で強化した腕力でこじ開けながらなのはは叫んだ。
幸い、室内に戦闘の痕跡は無く、特に荒らされた様子も無い。
だが同様にヴィヴィオの姿はおろか、その気配すら感じられない。
「ヴィヴィオ!ママだよ、出てきて!」
ベッドの下はどうか?バスルームは?考え付く隠れ場所を手当たり次第に調べるが娘の姿は無かった。
もしかしたら既にという最悪の予感が頭をよぎり、なのははブンブンと頭を振ると捜索を再開する。
「ヴィヴィオっ!返事をしてっ!」
しかしいくら呼んでも返事は返ってこない。
『待ってましたよ、なのはさん・・・』
代わりに聞こえたのは念話による呼びかけだった。
『面白いショーがみられますよ。訓練場までご足労願います』
そう言って念話は途切れた。
(罠?でも他にヴィヴィオの手がかりはない。なら・・・っ!)
覚悟を決めたなのはは自分のよく知る人物の言葉に従い訓練場に向かった。



「お待ちしてました、なのはさん」
訓練場に付いたなのはを待っていたのは二人。
片方は予想通りの、もう片方は予想外の人物だった。
「スバル、ティアナまで・・・」
自分の部下にして教え子のスバルとティアナ。
先の事件で洗脳され、この事件の引き金を引いたスバルは元より、ティアナまでもが首から下をピッチリとラバーに包まれた姿でなのはと対峙していた。
「ここに着いたら真っ先にあそこに行くと思ってました」
「でも残念ながらヴィヴィオはここにはいないんですよ・・・」
面白そうに笑う二人。
まるでなのはの行動が無駄だと笑っているかのように・・・。
「ヴィヴィオは何処?」
鋭い口調で二人に問い質すなのは。
「ヴィヴィオですか?もちろんドクターの所ですよ」
「けどご安心を、身の安全は保障します。何と言っても大事な聖王陛下ですから。フフッ・・・」
二人の発言でなのはは確信する。
スカリエッティは再びヴィヴィオを利用するつもりだと。
「フフフ・・・それよりも今はこれから始まるショーを楽しみましょうよ、なのはさん」
スバルはそういうとスカリエッティと連絡を取る。
「ドクター、舞台の準備ができました」
『ご苦労、ではご覧の諸氏・・・面白い者をお見せしよう』
投影されたモニターの向こうでスカリエッティが語る。
彼がが話しているのはなのはではない、恐らくJ.S事件で行ったように回線を乗っ取って世界中に犯行声明を流しているのだろう。
直後、二人の背後にミッドの町並みが現れる。
なのはが監修した訓練フィールドが作動したらしい。
「・・・・・・・っ!」
そこにいたのは拘束された管理局の高級士官、今日視察に来ていた高官達だ。
そして彼らを包囲しているのは・・・。
「そんな・・・」
なのはもよく知る6課の女性メンバー達だった。
スバル達と同様にラバースーツ姿の彼女達が手に持っているのは管理世界で使用を禁止されている質量兵器・・・そう、銃火器だ。
「どうです?ドクターの最新技術で生み出された戦闘機人部隊、センチュリオンズです。普通の人間をレリック無しで改造できるんですよ」
「流石にISは使えないですけどね。それでも純粋な身体能力なら魔道師とだってやりあえますよ」
玩具を自慢するような口調で説明するスバルとティアナ。
なのはは手に持ったデバイス、レイジング・ハートを構えるが・・・。
「あぁ、下手に動かないほうがいいですよ?なのはさん」
「今は安全でもこれからもヴィヴィオが無事である保障はありませんから、フフフッ・・・」
二人の警告になのはの硬直する。
「助けてくれ!高町一尉!」
「なにをしているんだ一尉!こいつらを撃て!早く!!」
なのはの姿を見た高官達が騒ぎ始めた。
しかしなのはは撃てない。
恐らく洗脳されているのだろう仲間達を撃つ事ができない。
何よりヴィヴィオが人質にされているのだから・・・。
「チッ、うるさいなぁ。黙らせようか・・・」
耳障りな騒音を上げる人質に、スバルが忌々しげな顔で右手を向けるがティアナにとめられる。
「落ち着きなさいよ、スバル。ほら、最後の準備が整ったわ」
ティアナの視線の先にはラバースーツ姿の6課メンバーに連行された局員達―恐らく派遣された陸士隊の生き残りだろう―がやって来た。
「もたもたするな!さっさと歩け!」
彼女達は手にした銃で局員達を小突きながら高官達と共に一纏めに集める。
「スバル様、ティアナ様。ご命令どおり抵抗した局員は排除、投降した者のうち男は全員連行して参りました」
ラバースーツ姿のアルトがスバル達に報告する。
「女のほうは?」
「ルキノの班が転送ポートへ連行しました」
「結構、ご苦労様」
そう言ってティアナはアルトを抱き寄せキスそする。
「んっ・・・」
一頻り舌を絡め合った後、二人は離れる。
「プハッ、フフッ・・・ご褒美、気に入ってくれたかしら?」
「あぁ・・・ハイ。光栄です、ティアナ様」
崇敬の眼差しでティアナを見つめるアルト。
「班長!一箇所に集めましたけどどうしますか!?こいつら!」
そこで局員達を包囲していた戦闘機人がアルトに声をかけた。
彼女は確か入局したばかりの新人だったはず・・・。
気弱な印象だった彼女だが、きびきびとした動きといい、気の強そうな眼差しといい、まるで別人のように思えた。
「いかがいたしますか?」
アルトはスバルとティアナに指示を仰ぐ。
「あいつ等はもう用済みだよ。いいよね、ティア?」
「ええ、そうね。アルト、始末しなさい」
「なっ・・・!?」
なのはは教え子が何を言っているのか理解できなかった。
いや、理解は出来る。だが信じられなかったのだ。
「はい、では直ちに」
そう言ってアルトは部下達に向かって首を斬るサインを送る。
一斉に銃口を向ける戦闘機人達。
「やめっ・・・」
なのはが制止しようとするが既に遅く。
訓練場に銃声が響き渡った。
悲鳴を上げる間もなくバタバタと倒れる局員達。
銃声が止み煙が晴れるとそこにいた局員達は無残な姿に変わり果てていた。
「そんなっ・・・!」
なのはが絶句する中、スバルとティアナは射撃を終えたセンチュリオンズの前に立つ。
「皆、ご苦労様。あなた達の働きにドクターもお喜びよ」
ティアナは彼女達に労いの言葉をかける。
「でもね・・・」
ティアナがそう続けた時、死体の山から二人の人影が飛び出す。
運が良かったのかそれとも他の者を盾にしたのか、ほぼ無傷の高官が二人、逃走を図る。
ティアナはその片方にクロスミラージュを向け発砲。
放たれた弾丸は狙い違わず逃げる高官の頭部を破壊する。
「ヒッ・・・!」
飛び散る夥しい鮮血を目の当たりにし、もう一人の脚が止まる。
それを逃すはずが無く、猛スピードでスバルが駆け出し、その右手で棒立ちしていた高官の首を掴み、高々と持ち上げる。
「詰めが甘いよ皆、止めはちゃんと刺さないと・・・」
スバルの指に力が入る。
握り締めている高官の首からミシミシと骨が軋む音がなのはのところまで聞こえてきた。
「がっ・・・たす、け・・・」
気管を絞められ、苦悶の声で命乞いをする高官。
「え?なに、助けて欲しいの?」
スバルの問いに局員は必死に頷き救いを求める。
それに対しスバルは。
「クスッ、ダ~メ」
笑顔で首を握りつぶした。
ゴキリという嫌な音と共に彼は糸の切れた人形の様に沈黙する。
それをゴミのように投げ捨て、ティアナの隣に戻ってきたスバルは恍惚とした表情を浮かべていた。
「はぁぁ・・・。やっぱり壊すのも殺すのも気持ちイィ・・・」
「えぇ、本当に素敵・・・。スバル、実は私ね、今のでイっちゃったの・・・」
死体をセンチュリオンズに処理するよう命じてから、スバルの言に同意するティアナ。
「ティアも?実は私も・・・」
そう言ってスバルは己の下腹部を撫でる。
するとスーツの下からクチュクチュといやらしい音が聞こえる。
「もうスーツの中ね、エッチな汁でヌルヌルいってるの・・・」
「フフッ・・・ホント、スバルったらいやらしいわね・・・」
ティアナはそう言ってスバルに体を絡ませる。
「ドクターにはいくら感謝してもし足りないわ。こんな素敵な身体と心を頂いたんですもの。
「同感。ホント、昔の私ってバカだよね。こんなキモチよくて楽しい事を怖がってたんだから。そう思いません、なのはさん?」
「・・・・・・・」
未だ沈黙を保つなのは。
しかしその目に浮かぶのは失意や絶望ではなく。
「スバル・・・ティアナ・・・っ!!」
紛れも無く憤怒の炎だった。
「さっき女性は運び出したって言っていたけれど・・・?」
デバイスを握る手に力が籠もる。
「ええ、ドクターの所ですよ」
「今頃彼女達も生まれ変わっている最中でしょうね。センチュリオンズに、ドクターの為に戦う尖兵と言うすばらしい存在に、フフフッ・・・」
許せなかった。
自分の拳は誰かを護る為のものだといっていたスバル。
兄の目指した夢を受け継いだティアナ。
その二人の心が取り返しの付かないほど歪んでしまったことが・・・。
諸悪の根源であるスカリエッティが。
何よりそれに気付けずにいた自分がなのはは許せなかった。
だから・・・。
「ゴメンね、二人とも・・・今助けるから・・・!!」
だから自分が救うのだ。全力全壊で。
レイジング・ハートを構えるなのはを前にしても二人の妖艶な笑みは崩れない。
「フフフッ・・・さすがなのはさん。でも私達の事より別のことを心配したほうがいいんじゃないですか?」
「どういうこと?」
スバルの発言に眉をひそめるなのは。
「気になりませんか?ヴィヴィオのピンチなのにここに来たのはなのはさんだけなんですよ?」
続けて言ったティアナの言葉でなのははここにいない親友のことを思い出す。
「クスッ、そういうことです。なのはさん」
二人の前にモニターが投影されるそしてそこに移っているのは・・・。
「・・・っ!?フェイトちゃんっ!!」



なのはが6課に到着する数時間前・・・。
「はぁ。全く、はやてったら・・・」
フェイトは宿泊しているホテルではやてから送られてきた物を見て呆れていた。
送られてきた荷物・・・ナンバーズのボディスーツ一式とその使用書、それにはやて直筆の手紙(と言う名の言い訳文)だった。
それによると押収品の検証のためらしいが、何ゆえ出張中の自分までやらねばならぬのか・・・。
「大体、こんな格好したら外に出られないじゃない・・・」
フェイトは「はぁ」とため息をついた。
スカリエッティの施設が発見され派遣されたはいいが、捜査開始から数日たっても芳しい成果は無い状態が続いており、ストレスだけが溜まる日々を送っていた。
「はぁ・・・」
再びため息をついたフェイトはシャワーを浴びて気を晴らそうと、荷物をベッドの上に放ると浴室へ向かった。


熱いシャワーを浴び終えバスローブ姿で浴室から出たフェイト。ふと、先程投げ捨てたスーツが目に止まる。
先程触れたときのスベスベした感触を思い出す。
「・・・大体、ナンバーズの格好をするなんて」
スーツに背を向け、着替えようとするフェイト。
「するなんて・・・」
チラリ、と振り返りスーツを見る。
ベッドに投げ捨てられたスーツの背中は大きく開かれ、フェイトが着るのを待ち望んでいるように見えた。
「・・・・・・・・・」
暫く逡巡したフェイトは、部屋に自分だけなのを確認し・・・。
「着て、みようかな・・・」
小さく呟いた。



部屋の鍵を閉めたフェイトは、スーツともに送られてきた仕様書を読む。
「資料によると下着もつけないみたいだけど・・・」
恥じらいから暫し躊躇うフェイトだが、意を決しバスローブを脱いだ。
一矢纏わぬ姿となったフェイトのモデル顔負けのプロポーションが暗い室内にくっきりと浮かぶ。
ラバースーツを手に取ると、スベスベとした心地よい感触が手に伝わってくる。
そこでフェイトは心臓の鼓動が大きくなっていることに気付いた。
(なに?私、ラバースーツを着ることに緊張、ううん。興奮してるの・・・?)
脳内を過ぎった感情を振り払うようにフェイトはブンブンと頭を振る。
「違う、これも仕事のうちなんだから。やましいとなんて、ないんだから・・・」
フェイトは自身に言い聞かせるように呟きながらラバースーツを開く。
その内側・・・外と同様のスベスベした感触がフェイトの胸を更に昂らせる。
「・・・・・・」
ついに無言になってしまったフェイトは心奪われたような表情でスーツに袖を通していく。
「んっ・・・」
両足、腰、両腕とラバーに包まれるたびに必死に喘ぎ声を押し殺すフェイト。
「はぁ、はぁ・・・すごい」
荒い吐息を漏らしながら感想を零す。
(まだ手足だけなのに・・・これで全身を包まれたら・・・)
無意識のうちにゴクリと喉が鳴る。
フェイトの中で不安と好奇心とがせめぎ合い、暫くそのまま硬直する。
クチュ・・・
下腹部からいやらしい音が聞こえる。
「あっ・・・」
そこで彼女は気付いた。
既にラバーに包まれていた秘部から汗とは違う体液が分泌されていることに。
「うぅ・・・」
羞恥に顔を真っ赤に染めるフェイト。
同時にそれとは別の感情も湧いてきた。
(このまま全部着たらもっと気持ちいいはず・・・)
着たい、このままラバーに包まれてしまいたい・・・。
その欲求に後押しされ、フェイトは再び着替えを再開する。
いつの間にか感じていた不安は消え、欲望に突き動かされるようにスーツで身体を覆っていく。
最後に背中を閉じ、頭部にインターフェースを取り付けてから姿見の前に立つと、そこには金髪の戦闘機人・・・否、ラバースーツ姿の自分が移っていた。
「・・・キレイ」
姿見に映ったその姿は着替える前に見た裸体と比べ、遥かに魅力的に見えた。
試しにいくつかポーズをとってみる。
自然なものからグラビアの様な普段ではとてもできない様な大胆なもの、男を誘うような挑発的なものまで。
「はぁ、素敵・・・」
その、いつもの自分とは違う魅力を放つ自身の姿にフェイトは見惚れてしまう。
「って、何やってるの私ったら・・・!なんてはしたない・・・」
暫くポーズをとっていたフェイトだったが、ふと我に返ると、今のポーズを思い出し赤面してしまう。
「そうだ、こんなスーツを着てるからいけないんだ。やっぱり脱がなきゃ・・・」
フェイトはスーツを脱ごうと手をかける。
しかし、脱げなかった。
スーツを脱ごうとするが、何故か思いとどまってしまい脱ぐことが出来なかった。
(なんで?脱がなきゃいけないのに。どうして、脱ぎたくないと思ってしまうの・・・!?)
自分でも制御しきれない感情に戸惑い、フェイトは肩を抱く。
ラバー越しに撫でられた肩に甘美な刺激が走る。
「はぅ・・・」
ベッドに腰掛けてから再びと身体を撫でる。
ラバーに包まれた肌の上を同じくラバーに包まれた手で撫でる。
それだけで撫でられた場所をゾクリと快感が駆け巡った。
「はあぁぁ・・・」
無意識のうちにスリスリと体中を愛撫するフェイト。
その手はついに胸を、そして秘部へと至る。
「あぁっ・・・!」
今までとは比較にならない快感がフェイトを襲う。
しかしまだ足りない。
「はぁ、はぁ・・・もっと、もっとぉ・・・」
撫でていた右手がバストをもみしだき、その指が乳首を転がす。
左手はラバーに包まれたクレバスに指を侵入させ、蜜壷の中をかき回す。
「はぁっ・・・イイ、イイのぉ・・・っ!」
もはや、それ以外のことは考えられず、夢中で自慰に耽るフェイト。
「ハァ、ハァ・・・あぁ、ドクタぁ・・・」
フェイトの口から喘ぎではない単語が出る。
「ドクター、ドクターっ、ドクターぁ・・・っ!!」
口ずさむ度にフェイトの体は快感に震え、その手はより早く、激しく動く。
「アァっ・・・ドクターっ!もうイクッ、イッちゃう!イッちゃいますっ!ドクターッ・・・!!」
そう叫んだ直後、フェイトの秘部から噴水の様に愛液が噴出し、彼女は絶頂を迎えた。



「ハァ、ハァ・・・クッ、どうして・・・」
先程の絶頂から暫くたって、ようやくフェイトは落ち着きを取り戻した。
そして、それと同時に先程の己の痴態を思い出し自己嫌悪に陥っていた。
(私、何であんなことを・・・?)
敵である、次元犯罪者ジェイル・スカリエッティ。
憎しみすら感じる人物を呼びながら快楽に溺れる。フェイトには自分が行ったことが信じられなかった。
「でも・・・」
あの時自分の心は、確かに満たされていた。
まるで自分が本当にナンバーズになってしまったような気分になり、心が高揚したのだ。
自己嫌悪と思考の海に沈んでいたからだろうか、フェイトは侵入者達がすぐそこにいる事に全く気付けなかった。
「フフっ・・・そのスーツ、気に入ってくれましたか?」
「なっ・・・!?」
驚き、声の方に振り向くと、そこには二人の人影が立っていた。
スバルやティアナと同年代の片方は桃色、もう片方は紅い髪の顔立ちの似た二人組の少女達。
どちらもフェイトと同じ姿、ナンバーズ用のラバースーツに身を包んでいる。
「こんばんは、フェイトお嬢様」
片方の少女の言葉でフェイトは彼女らが何者か理解した。
彼女達は戦闘機人、ナンバーズだ!
すぐさま待機状態のデバイス『バルディッシュ』を手に取り起動するフェイトだったが。
「っ!?バリア・ジャケットが!?」
防御の要であるバリアジャケットが展開されず、ラバースーツ姿のままな事にフェイトは驚愕する。
「もう、そんな剣呑な雰囲気じゃあお話も出来ないじゃないですか?」
「そんなことだと思って準備してきて正解でした」
二人が交互に言うとフェイトの眼前に映像ディスプレイが投影される。
「なっ・・・!?」
移っていたのは今フェイトがいるホテルだ。
その周りを多数のガジェット・ドローンが包囲している。
「このホテルの周囲にAMF強化型のガジェット・ドローンを展開しました」
「フフッ、これだけ高濃度のAMF下ならバリア・ジャケットも構成できませんよ」
魔法が全く使用できない状況下だが、しかしフェイトは抵抗を諦めてはいなかった。
「魔法が使えなくたって・・・!」
彼女の愛機、バルディッシュから電流が迸る。
電撃系魔力変換資質、フェイトの持つレアスキルで魔力を電流に変換する能力だ。
魔法が使えなくても純粋な電撃ならば戦闘機人やガジェットにも効果がある。
「電撃ですか?やめておいた方がいいですよ?」
紅毛の少女がおどけた声で警告する。
それをフェイトは無視して電流を放った。
魔力の源、リンカー・コアで魔力から変換された電撃は眼前の戦闘機人達を行動不能にするはずだった。
「ぐあぁぁぁぁっ!?」
しかし、電流は放たれる事無く彼女の体内を走り回り、フェイトはガクリと膝をついた。
「あ~あ、だからやめたほうが良いって言ったのに・・・」
「ヤレヤレ」とあきれた表情で紅毛の少女が言う。
「くっ、どうして・・・?」
何が起こったのか理解できずフェイトは困惑する。
「なぜって?貴女が着ているのはラバースーツですよ。全身を絶縁体で覆われているんですから逃げ場の無くなった電流が中で暴れるのは当たり前じゃないですか」
フェイトの自問に桃色の少女が答えを出す。
「ああ、そうそう。それからそのスーツ、こんなことも出来るんですよ?」
そして彼女はそう言うと、手元に現れた投影型タッチパネルのキーを叩いた。
「なにを・・・っ!!あぁぁ・・・!?」
問い詰めようとするフェイトだったが突然、締め付けられるような圧迫感が彼女を襲った。
「ハァ・・・ハァ・・・っん、ス、スーツが・・・」
視線を下にやると、己の身体を包んでいるラバースーツが縮み、先程よりもそのボディラインが鮮明になっているのが分かった。
「いかがですか?ハヤテお姉さまが貴女にと特別に誂えたスーツなんですよ、それ」
フェイトに耳に入った言葉は聞き捨てならない内容だった。
「んぅ・・・っ!どう言う、こと・・・?」
「そのままの意味ですよ。機動6課部隊長にしてあなたの親友、八神はやてはドクターの軍門に下りました」
「今の彼女はナンバーズの№17。ボク達の愛しいお姉さまです」
問いかけるフェイトに答えるナンバーズの二人。彼女達が話す内容は衝撃的なものだった。
はやてがナンバーズに、スバル達のように自分達の敵となった?
「嘘だ・・・!はやてが負ける筈が・・・!」
フェイトは何とか立ち上がり反論しようとするが、最後まで言えなかった。
紅毛のナンバーズが後ろから抱き着いてきたのだ。
「ねぇ、そんな事よりももっと楽しみましょうよ。フェイトお嬢様♪」
戦闘機人は扇情的な声色で言うとフェイトの身体を撫で回す。
「んっ、ふあぁ・・・。やめ、ひゃん・・・っ!」
ラバーに締め付けられた身体は普段の数倍は敏感になっており、撫でられる度にフェイトの体が震える。
「クスッ、感じているんですね?フェイトお嬢様・・・」
もう一人のナンバーズが言いながらフェイトの前に立つ。
「ち、違う・・・そんな、こと・・・んんっ!」
必死に否定するフェイトだったが、紅髪の少女はそれを聞き、更に愛撫を続ける。
「いいんですよ、このスーツをきてこんなキモチいいことされているんですから。感じて当たり前ですよ。ね?」
「ええ、私達もそうだったんですから」
二人の会話からフェイトは推察した、彼女達もスカリエッティに改造された犠牲者だと。
「フフッ・・・まだ分かりませんか?」
フェイトの身体を弄りながら紅毛の戦闘機人が問いかけてくる。
「何の事・・・貴女たちは一体・・・?」
普段の彼女なら気付いていただろう。
しかし押し寄せてくる快感に耐える事に必死でフェイトは冷静な思考が出来ないでいた。
「クスッ。ほら、気付けなかったから賭けはボクのかちだね」
「もう、でもしょうがないかな。そんなに可愛くなっちゃったんだもんね?」
愉しそうに言う紅毛の少女に対して桃色の少女が苦笑する。
(気付かなかった?彼女達は私の知っている人物なの?)
そう考えた時、ようやく気付いた。
フェイトの隙をつけた理由に。
はやてが堕ちたなら他のメンバーにも犠牲者がいる可能性に。
この二人に「あの子達」の面影のあることに・・・。
「フフフ・・・。気付いたようですね?その通りですよフェイトさん」
「そんな・・・エリオ、なの・・・?」
紅毛の戦闘機人・・・エリオはフェイトから手を離し立ち上がり、桃色の戦闘機人、キャロの隣に並び立つ。
「どうです、可愛いでしょう?ドクターのおかげでこんなに素敵な姿になれたんですよ」
そう言ってクルリと回って生まれ変わった自分をフェイトに見せ付けるエリオとキャロ。
可愛らしい容姿と扇情的な肢体が合わさったその姿はとても妖艶で、フェイトには二人がまるで別人のように見えた。
「二人とも、どうして・・・」
しかし立ち振る舞いや端々に見られる仕草から間違いなく二人がエリオとキャロだと理解できてしまった。
「ティアナお姉さまとハヤテお姉さまに教えてもらったんです。ナンバーズになることの、ドクターの為に働くことの素晴らしさを」
「ボクはそれをキャロちゃんから教わりました。ボク、今とっても幸せなんですよ。だから・・・」
再びフェイトを抱くエリオ。
「今度はボクが教えてあげますね。ナンバーズの、ドクターの素晴らしさを全て」
エリオは耳元でそう囁くと、フェイトと自分の身体を擦り合わせ始めた。
「ん、はぁ・・・っ!」
スーツの締め付けで敏感になった身体をラバーに包まれたエリオの体が撫でる。
「フフッ、どうです?スーツ同士でこうするととってもキモチいいでしょ?」
「んふぅ・・・!そんな事、ぁんっ!」
ラバー同士の擦過音に混じり秘部からクチュクチュといやらしい音が聞こえる。
「ガマンしないでくださいフェイトさん。ボクの体でもっと感じて・・・」
「アッ、エリオぉ・・・んふぅっ、だめぇ・・・はぁん・・・っ!
ツンとはった乳首同士が擦れあい、愛液に濡れた淫唇が口付けを交わす。
そのたびにフェイトの口から甘い吐息が漏れた。
暫くエリオに弄られていフェイトは背中に柔らかい感触を感じた。
「エリオちゃん、二人だけで楽しんでないで私も仲間に入れてよ」
背後から抱きついたキャロはそう言うとフェイトとエリオの体を撫で回す。
「ヒャウッ・・・もぉ~キャロちゃんったらぁ・・・ボクだってぇ」
お返しとばかりにフェイト越しにキャロの身体を愛撫するエリオ。
「っ~~!・・・エリオ、きゃ、キャロぉ・・・や、やめ・・・」
二人の間でフェイトは前後から愛撫を受け、快楽に溺れていた。
(ラバー同士が擦れあうたびに、頭がジンジンする・・・。もう、これ以上はダメ。でも・・・)
かろうじで冷静さを保っていた部分がチャンスだと言っていた。
(たとえラバーで減衰しても、密着したこの距離なら・・・っ!)
意を決したフェイトは自爆覚悟で再び電撃を発した。
「ぐっ、うあぁぁぁぁっ!」
スーツの中で暴れる電流にフェイトは絶叫する。
しかしその甲斐があったのか、エリオとキャロは倒れこみ、動かなくなる。
「はぁ、はぁ・・・グッ。ゴメンね、エリオ、キャロ・・・」
何とか耐え切ったフェイトは、倒れ伏した家族同然の存在に心からの謝罪を述べる。
しかし・・・。
「っつ~・・・まさか自分諸共電撃を加えるとは思ってなかったね?エリオちゃん」
「ほんと・・・ボク、まだちょっとビリビリするよ。キャロちゃん」
思ったよりもダメージは通らなかったらしい。
立ち上がった二人は涼しい顔で笑っていた。
「お忘れですか?私達の身体もフェイトさんと同じラバーで覆われているんです。貴女のスーツで減衰された電撃位なら十分護ってくれます」
余裕の表情で説明するキャロとは対照的にエリオは不機嫌そうに目を細める。
「それにしても、せっかくいい雰囲気だったのにこれじゃあ台無しじゃないですか?そういう事をするフェイトさんにはオシオキが必要ですね・・・」
エリオがそういった直後、フェイトのスーツは更に収縮し、フェイトの身体を締め付ける。
「くぁっ、はぁあぁぁ・・・!」
再び膝を屈するフェイトをサディスティックな笑みで見下ろすエリオ。
「あれぇ?もしかしてフェイトさん、締め付けられて感じちゃってませんか?」
エリオはしゃがみ、フェイトの目を見つめる。
「違う、そんな・・・感じてなんて、いない・・・」
必死に否定するフェイト。しかしその瞳には明らかに焦燥が浮かんでいた。
(フフッ、ビンゴ。それなら・・・)
名案を閃いたエリオは念話でキャロに子細を説明する。
『うん、分かったよエリオちゃん。フフフ・・・』
念話を終えるとキャロはフェイトの秘部に触れる。
「んんっ・・・」
「それ、嘘ですよね?だってほら、さっきよりもこんなに濡れてますよ。」
キャロはフェイトに自分の手を見せる。
その指は愛液で濡れ、テラテラと光っている。
「ねえ、フェイトさんって束縛されたりすると興奮しちゃうんじゃないですか?ドクターと戦った時、何か感じませんでしたか?」
「何を、そんなわけ・・・」
そんな訳ない。そう言おうとしたフェイトだったがふと、考えてしまった。
――果たしてそうだろうか?
フェイトはJ.S事件の終盤、スカリエッティと対峙した時の事を思い出してみた。
戦闘の最中、自分はスカリエッティのバインドに捕らわれ身体を拘束された。
その時自分は何を思った?
ドクン・・・
(えっ・・・?)
フェイトは自分の心臓の鼓動が大きくなったのを感じた。
その時の事を、体に食い込むバインドの感触を、自分の意志で体を動かせないもどかしさを・・・。
(体が熱い、それに・・・)
己に下腹部に視線を落とすフェイト。
ラバースーツが食い込み、クッキリと浮かび上がった割れ目。
その奥が・・・子宮が疼いて止まらないのだ。
(違う!そうだ、このスーツが原因なんだ。このスーツのどこか・・・恐らく頭に取り付けたインターフェイスに洗脳効果があってそれが私を・・・)
フェイトは自分にそう言い聞かせ、平静を保とうとするが・・・。
「フェイトさん、このスーツに仕掛けがあると思っているんでしょう?でもね、そんなものありませんよ」
フェイトの内心を察したのか、そう言ってエリオとキャロは最後の仕上げに入った。
「フェイトさんの頭についているインターフェイス。それは脳に淫催効果を与える機能はあっても洗脳する機能は備わっていないんですよ」
「だから最初のアレ、イキながらドクターのことを求めていたのは紛れも無くフェイト自身さんの意思ですよ」
必ず捕らえ、然るべき裁きを受けさせる・・・そう思っていた相手を心の中では求めていた?彼の支配を望んでいた?
「嘘、そんな・・・」
衝撃的な事実を突きつけられたフェイトの顔が蒼白になる。
「私達が必死に応援している時に肝心の貴女はそんな事を思っていたなんて・・・最低ですね」
キャロの最後の一言でフェイトは心が、今まで自分を形作っていた全てが音を立てて壊れていくのを感じた。
呆然とした顔でへたり込むフェイト。
「私、は・・・」
輝きを失ったその目から一筋の涙が零れ落ちる。
「でもね、私うれしいんですよ?」
それをキャロは指で拭い取る。
「えっ・・・?」
「フェイトさんはドクターの支配を望んでいる。それってつまり、ボク達本当の家族になれるってことじゃないですか」
次いでエリオが後ろからフェイトを抱きしめる。
「んっ・・・エリオ・・・」
「フェイトさん、もうガマンしなくていいんですよ?言ってください、自分の素直な気持ちを・・・そうすればフェイトさんも晴れてナンバーズ、ボク達と家族になれるんですから・・・」
純白の布に垂らした黒いインクのようにエリオの言葉はフェイトの心に染み込み、違う色に染めていく。
「さぁ、宣誓してください。そうすればドクターがフェイトさんの心も体も、全てを縛ってくれますよ」
耳を甘噛みされ、胸を揉みしだかれるフェイト。
しかし、先程のように羞恥心も屈辱も感じない。むしろ心地よさすら感じる。
(あぁ、そうか・・・私、これが欲しかったんだ)
彼女達と同じ存在になることを、スカリエッティに全てを捧げることを望んでいたから。
(だから、こんなにもキモチイイんだ・・・)
「アハッ・・・」
そこでフェイトは自分が笑っていることに気付いた。
(いいんだ。ワタシ、ドクターに服従しても・・・エリオやキャロともっとキモチよくなってもいいんだ・・・)
「さぁ、フェイトさん・・・」
キャロがレリックを手に取り、フェイトに見せ付ける。
これから自分を作り変えるだろう紅く輝く魔力結晶・・・それががフェイトにはとても愛おしく感じられた。
フェイトは座った姿勢から脚を開き淫口を露わにしながら人間としての最後の言葉を紡ぐ。
「ハイ、私は・・・フェイト・テスタロッサ・ハラオウンの全てをジェイル・スカリエッティに・・・ドクターに捧げ、永遠の忠誠を誓います・・・」
待ち望んでいたその言葉をようやく耳にし、キャロは笑顔でレリックをフェイトの胎内に挿入した。



(あぁ・・・ワタシ、変わっていく・・・。キモチイィ・・・)
フェイトは己が体が別の物に変質していくの感じていた。
前からはキャロが、後ろからはエリオがペニスを突き入れては射精を繰り返し、既にフェイトの淫唇とアナルからは二人の精液がドロドロと溢れていた。
「んっ、あぁ・・・キツイぃ、素敵・・・」
スーツの操作権限をキャロたちから受け取ったフェイトはその緊縮力を限界まで上げ、ラバースーツに締め付けられた身体は少し動かすだけでギチギチと音を鳴らし、体感したことの無い程の束縛間はフェイトの身体だけでなく心も締め付ける。
「フフフ・・・フェイトさん。いえ、フェイトお姉さま。どうです?スーツに締め付けられながら体も頭の中も弄繰り回されて、凄く気持ちいいでしょう?」
正面から自分を犯すキャロが妖艶に笑う、そこにはかつての彼女の面影はもはや感じられなかった。
(違う、キャロは昔からこの姿だった・・・)
「ぁんっ!イイ!イイよぉ・・・っ!キャロのオチ○チ○、ワタシの膣内で暴れてる・・・ハァンっ!」
変質しているのはフェイトの身体だけではなかった。
「っぅ・・・はあぁ、ボクもです。フェイトお姉さまの胎内、スゴク気持ちイィ・・・ちょっと動いただけですぐイっちゃうぅ・・・あんっ・・・!」
背後から性器を突き上げるエリオ。彼女もかつて男だったとは思えないほど甘い声で喘いでいる。
(何を言ってるの?エリオは最初から女の子だったじゃない・・・)
二人の性器から流し込まれるマイクロマシンにより、脳組織まで作り変えらていくフェイトは自身の記憶の上書きを行っていく。
6課時代の不要な記憶を削除していき、変わりにナンバーズとしての必要な知識や経験をインストールしていく。
フェイトは正に今、別の存在に生まれ変わろうとしているのだった。
「ねぇ、お姉さま♪折角だからなのはさんに最後の挨拶をしましょうよ」
「あ、ソレ賛成。そのままお姉さまが生まれ変わるところ見てもらいましょうよ!」
妹達の提案を聞き、フェイトはその光景を思い描く。
快楽に身を委ねながら生まれ変わっていく自分とそれを目の当たりにし、絶望する親友・・・。
想像するだけでゾクゾクしてきた。
「フフフ・・・良いわね、早速やってみようよ」
フェイトが快諾したのを受け、エリオは6課隊舎との回線を開いた。



「・・・っ!?フェイトちゃんっ!!」
なのはは映し出された映像を見て叫ぶ。
映像の向こう側で彼女の一番の親友、フェイトは目の前のスバル達同様、ナンバーズの青いラバースーツで初めて見る戦闘機人二人と体を重ねていた。
『あっ・・・アンっ!はっ、はぁ・・・なのはぁ・・・』
喘ぎながら更なる快感を求めて自ら腰を動かすフェイト。
なのははその光景を愕然とした表情で見つめている。
『ゴメンねぇ、なのは~。私もエリオもキャロも・・・もう人間じゃないのぉ・・・』
甘い声でフェイトが語りだす。
『私達3人とも、ううん・・・そこにいるスバルもティアナも、そしてハヤテ達も。6課メンバー全員、ドクターの物になったんだよ・・・』
スカリエッティに敗北した、屈辱的な筈の内容をフェイトは笑顔で話す。
『私ね、ようやく気付いたの。私はドクターに支配されるために生まれたんだって・・・」
「フェイトちゃん・・・何を言って・・・?」
『だってこんなに気持ちいいんだもん。ドクターにお仕えすればもっとキモチよく慣れるの。だからさ・・・』



「だから、これでなのはとはお別れなの。次からは敵同士だからね・・・」
『・・・・・・っ!』
投影モニターの向こうにいるなのはの顔が絶望一色に染まる。
親友から告げられた決別の言葉、それはどんな魔法や兵器よりも確実に彼女を深く傷つけただろう。
「フフフ・・・ようやくこちら側に来てくれましたね、お姉さま」
「さぁ、お姉さま。いっぱいキモチよくなりましょう・・・」
フェイトと絡み合うエリオとキャロは待っていたとばかりにフェイトの上で、下でピストン運動を始める。
「アッ、はぁぁっ!」
するとフェイトの口から喘ぎ声が漏れ出す。
「ひぅ・・・アッ、イイ、イイよぉ!もっと、もっとぉ・・・!」
やがてそれは嬌声に変わり、フェイトも二人の動きに合わせて動く。
『あ、あぁぁ・・・』
変わり果てた親友の姿に、なのははただ、その痴態を見ることしか出来ないでいた。
そこでフェイトは更なる絶望を味合わせようと、一計を案じた。
「アンっ、アンッ!あぁ・・・ドクター、ドクタぁ・・・っ!」
ナンバーズとして生まれ変わったフェイトが新たな創造主の名を呼ぶ。
するとフェイトの股間部が膨れ上がる。
『フェイト・・・ちゃん・・・?』
ラバースーツがそれに合わせて変形し終えると、フェイトの股間にはラバーに包まれた男性器が雄雄しく屹立していた。
「っんぅ・・・ご覧になってますか、ドクタぁ・・・」
悦びの声を上げドクターと繰り返ながら自身の男根を愛おしげに掴むすフェイト。
「フェイトのカラダ、ドクターにお仕えするのに相応しくなりましたぁ、はぁん・・・っ!」
更なる快楽を求め、フェイトは掴んだペニスをしごきだした。
「はぁっ・・・んっく・・・ぅ、イクッ、フェイトは、フェイトはイっちゃいますっ・・・!フェイトがイくところ観ていてください、ドクタぁ・・・!」
『いや・・・やめて・・・』
うわ言の様に懇願するなのはだったが、その願いが届くことは無く、フェイト達の行為はますます激しさを増していく。
かつての親友の見ている前でフェイトは快楽を求め、よがり狂う、そして・・・。
「アッ、あんっ!っぅ・・・イク、イクイク、イっちゃうぅぅぅぅっ!!」
それが管理局のエース、フェイト・T・ハラオウンが死に、新たな戦闘機人が誕生した瞬間だった。



気がついたらなのはは眼前の映像に魔力弾を打ち込んでいた。
閃光と轟音が隊舎を揺るがし、爆炎が訓練場を支配する。
煙が晴れたその先に既に映像は存在せず、ただ、クレーターがあるだけだった。
「フフッ、フェイトさん凄く気持幸せそうだったわね?」
「当然だよ、これからずっとドクターの為に働けるんだから」
わざとなのはに聞こえるように、よく通った声で感想を述べるスバルとティアナ。
「・・・・・・・・」
黙ったままのなのはにスバルとティアナはさらに続ける。
「フェイトさんだけじゃありません。ドクターに体も心も改造していただいてから私達、とっても幸せな気分なんですよ」
「人間だった時のつまらない制約やしがらみからも解放されて、それどころかこんなに気持ちいいことが出来るなんて・・・」
抱き合いながら二人は最後の言葉を紡ぐ。
「さぁ、なのはさん・・・」
「あなたも、人間なんてやめましょうよ・・・」
二人の魔の誘惑に対し、なのはは・・・。
「スバル、ティアナ・・・!」
デバイスを向け、拒絶の意思を明確にする。
「そう、それが貴女の回答ですか・・・」
「あなたを殺すことになるなんて・・・残念です、なのはさん・・・」
そう言った二人だったがこうなる事は予想できていたのか悪意に満ちたな笑みを浮かべている。
「まだ終わってない、フェイトちゃんもヴィヴィオも皆も、必ず助ける・・・だからっ!」
スバル達を見据えるなのはの瞳からは絶望の色は消えていた。
そこに宿るのは不屈の光、これまで数々の事件を解決に導いた決して折れない彼女の魂の輝きだった。
そう、まだ救えるはずだ。
スカリエッティさえ捕らえれば彼女達の洗脳も解ける。
だから・・・。
「スバル、ティアナ。少し、頭冷やそうか・・・」
まずは目の前にいる二人を助けよう。
なのはの決意を嘲笑いながらスバルは拳を、フェイトはデバイスを構える。
「フフフ・・・果たして出来ますかね?」
「ドクターに改造して頂いたんです。あの頃と一緒だとは思わないでくださいよ!」
二人は同時になのは目がけて疾駆する。
同時になのはも飛翔、二人に向けて突撃する。
訓練場の中央、先程までフェイトの映像が投影されていた場所で3人が激突した。



スカリエッティの秘密研究所、そこの転送ポートから現れたフェイトを出迎える者がいた。
№3、トーレと№7、セッテ・・・きしくも先のJ.S事件で対峙した3人だ。
「フェイトお嬢様、改めて問います。こちらにいらしたのは帰還ですか、それとも反逆ですか?」
何時ぞやと同じトーレの問いにフェイトは微笑を浮かべて答えた。
「決まっています。帰還の為です」
フェイトの答えに頷くトーレ。
「確かに確認しました、フェイトお嬢様」
「その呼び方はよしてください。今の私はナンバーズのナンバーⅩⅨ、あなたの妹ですよ。トーレ姉様」
それを聞き、トーレ達は笑みを浮かべる。
「承知した、お前の帰還を歓迎しよう。フェイト、よく帰ってきたな・・・」
フェイトを抱きしめるトーレ。
「お帰りなさいませ、フェイト姉様」
そしてその脇でフェイトの帰還を祝福するセッテ。
二人の顔は普段の機械的な無表情ではなく姉妹を愛しむ姉と妹そのものだった。
「うん、ただいま・・・。姉様、セッテ・・・」
こうして3人は暫しの間、姉妹の絆を確かめ合った。
帰還のやり取りを終えた3人は早速別室へ移動する。
「帰還直後で悪いがフェイト、お前の最初の任務だ」
そう言ってトーレは扉を開く。
そこには数人の少女達が生まれたままの姿で座り込んでいる。
スバル達が捕らえた局員だ。
「こいつらをセンチュリオンズに改造しろ。やり方は、わかるな・・・?」
口の端を吊り上げてフェイトは答える。
「ええ。もちろんです、トーレ姉様。フフフ・・・」
絶望に染まった表情の局員達の眼前で淫靡な笑みを浮かべるフェイト達3人の戦闘機人。
「さぁ、はじめましょうか・・・」
彼女達の股間にはパンパンに膨らんだ男性器がそそり立っていた。



「そんな、ありえない・・・」
目の前で起こった現象を彼女、ナンバーⅩⅤ、ティアナは信じられず驚きの声がこぼれる。
戦闘機人、とりわけドクタースカリエッティに生み出された自分達ナンバーズはあらゆる面で人間等より遥かに優れた存在だ。
強化フレームと人口筋肉で構成された強靭な肉体、電脳を用いた高速思考や高度な状況判断、そして個人個人が使用できるインフューレントスキル等・・・。
更にこの作戦の為にスバル共々ドクター直々に強化、改造していただいたのだ。
いかに相手が優秀な魔道師であっても敗北する要素などありはしないはずだった。
だから信じられないのだ。
自分達ナンバーズが、これほど一方的に叩きのめされるなんて・・・。


目の前で愛しい姉妹が、スバルが倒れ伏す。
その先で仁王立ちしている人物こそ・・・。
「悪魔・・・っ!」
高町なのは、自分達のかつての師であり、ドクターの計画の最後の障害となりうる存在だ。
「うん・・・悪魔で、いいよ」
なのはが一歩前に出る。
たったそれだけの行動なのに、ティアナは言葉に出来ない圧力を感じた。
「皆が救えるのなら、悪魔にだって何にだってなるよ!」
彼女の体から漏れた魔力が陽炎のようにユラユラと立ち上る。
それはまるで彼女の闘志そのものの様に見えた。
「・・・くっ!」
スバルを確認、バイタルサインは彼女の生命活動が停止していない事を証明している。
恐らく非殺傷設定で気絶させられているのだろう。
背後にいるセンチュリオンズに目をやると、明らかに動揺しているのが分かる。
しかし無理も無いだろう。
入念な準備の下に実行された作戦が、万全を喫して挑んだ勝負がただの力技で覆されたのだ。
(どうする?どうすればいい・・・?)
ティアナはなのはと対峙しながら、マルチタスクで打開策を思案した。
しかし・・・。
(どうして、どうして勝てないの?!)
何度シミュレートを繰り返しても目の前にいる悪魔的な強さの魔道師を屈服させる方法が見つからない。
ジリジりと時間が過ぎてゆく。
しかしその時間すら、今はなのはに味方している。
スカリエッティの宣誓布告がなされた今、ここ6課隊舎には地上本部の主力が急行していることだろう。
彼らが到着すれば勝機どころか、撤退の機会すら失われる。
内心で焦燥に駆られるティアナとスバルを倒してから沈黙を貫くなのは。
張り詰めた状況に変化を齎したのは、なのはの足下に現れた魔法陣だった。
「っ!?」
なのはが気づいた時には既に遅く、魔法陣から無数の鎖が現れ、彼女を拘束していく。
「ティアナお姉さま!」
ティアナが呼びかけに振り向くと先程までフェイトといたエリオとキャロがこちらに走ってくるのが見える。
恐らく召還魔法で自分達をここに転送したのだろう。
ティアナの隣に立つとエリオは愛用の槍型デバイス「ストラーダ」を構え、キャロは新たに鎖を召還しなのはの動きを封じる。
「お姉さま、ドクターからの撤退命令です。」
「すぐに退いてください。敵の増援はすぐそこまで来ています!」
二人の言うこともドクターの指示も理解できる。しかし・・・。
「ダメよ!今撤退したらスバルが・・・!」
今撤退したら、気絶しているスバルは管理局に捕縛されてしまう。
しかし、眼前のなのはを抜けてスバルを回収することはもはや不可能だった。
今もなのはは健在で、その魔力に物を言わせてキャロの鎖を一本、また一本と引きちぎっている。
「このままでは私達も危険です!」
「救い出す機会は必ず来ます、ここは退きましょう」
エリオたちの説得にティアナは暫く、本人にとっては永遠に思えるほどの長い逡巡の末・・・。
彼女はなのはに銃口を向けた。
「・・・・・っ!」
身構えるなのはにティアナはトリガーを引く。
打ち出された魔力弾は、しかし咄嗟になのはが展開したシールドに阻まれる。しかし・・・。
「煙幕!?」
予想より威力の弱い弾丸は代わりに大量の煙を辺りに撒き散らし、なのはの視界を完全に遮る。
魔力で煙を散らすと、そこにティアナはいなかった。
彼女の両隣にいたはずのエリオとキャロ、後ろに控えていたかつての6課スタッフ・・・センチュリオンズも同様だ。
煙幕が晴れるまえにキャロが転送したのだろう。
「逃げた・・・うっ・・・!」
敵が去ったと知ったなのはの顔が苦悶にゆがみ、彼女は膝を付く。
「ゴホッ、ゴホッ・・・!」
直後胸に耐え難い痛みと嘔吐感を感じたなのははその場で口を押さえ、咳き込む。
落ち着いたなのはが口から手を離すと彼女の掌は深紅の液体で赤く染まっていた。
「はぁ、はぁ・・・ちょっと、無理しすぎたかな・・・」
終始圧倒していたなのはであったが、実際は非常に危うい勝利だった。
ティアナ達の言うとおり、強化された彼女達とリミッターの掛かった今のなのはでは軍配はティアナ達に上がる。
それをなのはは強引な魔力ブースト、『ブラスターシステム』の使用で押し通したのが現実だった。
しかし、過去の負傷に加え、先のJ.S事件の折のブラスターシステムの連続使用の結果、彼女のリンカーコアは深い傷を負っていた。
その上でのブラスターの使用・・・その反動が今、なのはに多大な負荷をかけているのだった。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
叫びたくなる程の苦痛に耐えながらなのはは隣で気絶しているスバルを見る。
外傷は無い。非殺傷設定による魔力ダメージで気を失っているだけだ。
目を覚ました時に暴れないようにバインドで拘束すると、遠くからヘリのエンジン音が聞こえてくる。
どうやら応援が到着したようだ。
そこでようやく緊張の糸が切れたのか、疲労がなのはを襲う。
「待っててね、皆。必ず・・・」
助けるから・・・そう決意を新たにしながらなのはの意識は闇に沈んでいった。


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